千羽鶴
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2002年03月12日(火) 俺の分身達

俺は結局動けて無い。
羽ばたく翼も持って無い。
俺は何時からここに居て
何時までここに居るのだろう。

いつも目指すモノは遥か遠くで輝いてて
俺はここからいつも眺めているだけ。
ある人は自分の目指す輝くモノを目指して
立ち止まりながらでも
振り返りながらでも
いつも「それ」を目指している
動いてる

世界に溢れている言葉達
気持ちを乗せて放たれた言葉達
貴方達の言葉は俺の元まで届いてます。
そしてその言葉は俺の中に溶け込んで
俺の一部になって共に生きてます。

俺の言葉はまだ引き出しの中で眠りながら
誰の元にも届くことなく腐りゆく
俺の言葉よ
いつかあの空へと放とう
そして俺が与えられたように
誰かの元へと飛んでゆけ
受け入れられなくてもいい
俺が、お前が存在していることを知ってほしい
「ここ」に居るのだと知ってほしい
ただそれだけ

でも
もし誰かに受け入れられたら
もし誰かの心に留まれたら
俺もお前もそこで生き続ける
小さな俺の分身よ
いつかあの空へ放つから
願わくは誰かの心で生き続けてくれ


mocco

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