私の彼女。
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2009年07月28日(火) 自分勝手な女と思い込みの男。

最近、ある百合系ガールズラブのネット小説を見つけて読みました。
これがなかなかよかった。
なんだか私のツボにピッタリで、ちょっと夢中になっちゃいました。
あらためて、自分のツボを確認して、なるほどなぁと。
そして、私のこのツボが反応してしまう時、それは現実逃避の典型的なパターン。
はぁ。。。

私も小説とか書いてみたいなぁとは思うけど、
ああいう細かい設定とか、全く思いつく気がしないし、そこまでリアルに、自分の中でいわゆるバーチャルな人間関係を思い描く事ができない。
書く人ってホントに自分の中にその世界がちゃんとあるんでしょうね。
そこで生きる人間がいて、感じる気持ちがそれぞれにある。
すごい。

この2年くらい、今の彼女といるようになって私は他の友達と一切かかわらなくなった。
仕事が忙しくて、土日は全く時間が取れなくなったことで、いろいろな事を考えたり、いろんなものや人に接したりするのがめんどくさくなってしまった。
正直、興味もなくなった。
だから今日、本当に久しぶりに昔の友達のmixi日記を見て、なんだかあんな風にいろいろ感じて、考えて、迷ったり、悩んだり、友達に話したり、そういうことがものすごくなつかし思えてしまって、すごく人と接したい欲求にかられた。

今の彼女とは、正直、今まで女の子同士でよくしてきたような恋愛の話やら、深い感情の話はできない。
うまく言えないけど、彼女はたぶん頭の中は男なんだと思う。
お互いのどうしても交差できない考え方というのか、根本的に何かが違うと強く感じる。
どうしても彼女と一緒に友達と接していくイメージがわかない。
んー。
でも、私が彼女以外のこっちの友達と接すると、きっと彼女は壊れていく。
今は特に。
変に頑ななところがあって、私の浮気には異常に敏感で(実際それは浮気の可能性もなかったりすることなんだけれど)、しかもカラダの関係とか、そういうことにすごく比重を置いてて。
でも、私の心の乱れには全く気づいていないというか。
そういうとこ、まさに男だな・・・と思うけど、説明しても、伝えてもたぶんわかってはもらえないと思うから、いつから諦めてしまった。
その場限りの誰かとのHなんかより、このココロの隙間がどれだけ危険なのかわかってない。

私は女性として、女性が好きだ。
それは、カラダがということじゃない。
(いや、もちろんカラダも好きだけれども・・・)
女性の感じ方、考え方、強さ、弱さ、ずるさ、汚さ。
そういうものがたまらなく愛しかったりする。

そう、彼女といると男といるような感覚になるんだ。
守ってあげたい、何かしてあげたいと思う気持ちにかける。
そして、相手にこうあって欲しいと求めるものはどんどんどんどん大きくなる。
さらには、自分がどんどんワガママで傲慢になり、相手はそれを許すことを自分の大きさだと勘違いし、ますます我慢し、優しくしようとする。
そんな相手に余計イライラする。

優しく受け止めて欲しいわけじゃない。
いや、もちろんただそうして欲しい日もあるけど、優しさで自分をごまかして欲しくはないと思う。
自分がダメな時は、そう弱音をはけばいいし、甘えたければ甘えればいい。
何もできない自分を認めるのが怖くて、優しく受け止めてるという自己満足にひたって、自分の存在価値を確認するようなことはやめてほしい。
そのまま、そのままの感情をぶつけて欲しい時がある。
それが愛しいと思う気持ちになる。

男が思うカッコイイ自分は、時に女にとってはすごくカッコ悪いんだという事を知って欲しい。

なんか、彼女に対して自分の中にあるかたまりがなんなのか、
ようやくちゃんとわかった気がする。

書いてよかった。

それにしても、女は自分勝手だ(笑)。



新しいうちからの景色です。


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