私の彼女。
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2009年05月28日(木) 後悔しない決断。

ローンの審査が通りました。
これで、本当にマンションを購入する。
明日、手付金を入金したら、もうあとには引けない。
これでいいんだよね?
厄年の大きな決断。

胸にひっかかっていることは、たぶん彼女とのことなんだろう。
あの時の気持ちに似ていて、それがすごく怖い。

あの時。
彼女と暮らす家を出て、あの子と家を借りた時。
お金を払って、いざ一緒に住もうとしたその日、私は本当に本当に後悔してしまった。
あの子を愛していない事に気づいた瞬間だった。

消したい記憶なのに、あの決断した時の感覚に今回もすごく似ていて、
後悔するのが怖い。

自分自身の事で1つ気づいたことがある。
私には、愛が冷める瞬間というのが必ずやってくる。
そのたびに、永遠に誰かを愛し続けることができない自分に絶望する。
今回のこの気持ち、これがそれでないといいんだけど。

その自分の中で愛が冷める瞬間。
それは、お金にかかわっているのではないかと思った。

私は本来、自分で言うのもなんだけれど、ケチな性格ではない。
相手との食事代、生活費、ほとんどを私が負担している事が今までも多かったし、
普段はそんなこと気にもならなかったりする。

それでも時に、そういった現状にものすごく腹が立つことがあって。
でもそれって、自分の不安の大きさなんだろうな。

あの時と怖いほど似ているのは、相手にお金が全くないこと。
たぶん、多額のお金がかかる自分の大きな決断の時に、相手が金銭面では何もできない・・・これが私の不安をあおるんだろうと思う。
そして、相手はお金がないからこそなのか、何の根拠も持たない将来を約束する言葉を並べたり、熱いSEXをしようとしてきたりする。
それがまたたまらなく私を苛立たせる。

でも。
本来、自分の決断は自分の決断として、誰かの何かに頼ってなんかはいけないんだろうと思う。
でも、私はそこまで大きくない。
一生抱える借金の不安を自分一人では抱えられないから、相手に求め、それに応えられない相手にイライラする。
そして、大事なものがいつの間にか自分の中から消え、後悔する結果となる。

全ては自分の小ささだ。

あの時のように、自分の小さなココロで、自分の不安、苛立ちを全部相手にぶつけ、相手のせいにして、傷つけ、未来を壊し、自分の決断を後悔してしまうかどうかは、全部自分次第なのかもしれない。

でも、あの頃と大きくちがうのは、私は誰かを裏切って、傷つけて、この決断をする訳ではない。
彼女の能力も信じている。
今は学校に通い、まだ仕事として結果が出せてはいないけど、自分の信念を持って、自分のやりたい事をきちんとやっていく力はある人だと思う。
ま、もう少し辛抱強さと、努力は必要だと思うけれど。

これは自分自身の大きな決断であり、それを相手に求めることなく、相手の未来も信じ、結果が出ない間は応援できるような、それだけ大きな自分でいられるかどうか、それがこの決断を良くも悪くもするんだろうと思う。

私にはそれができるだろうか。
いや、決断したら、もうするように進まなければならない。
後悔も、後戻りももう今回はできない。
自分で決めて、自分の幸せを信じ、進んでいくしかないんだ。
自分ひとりで。







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