静かなる零への回帰録...翔人

 

 

働くということ - 2004年05月07日(金)

「夢を仕事にするのはやっぱり本望であるけれど、
ギャップを感じたり苦痛に思うのは免れない」

ある人に言われた。


昨日から仕事が始まりました。
昼から21時まで立ちっぱなし。服をひたすら畳む、畳む、畳む…。
精算、閉店作業を指導していただくものの、難しすぎて未だよく分からず。
声かけも当然のことながら指導される。
でもこれが現場ってやつだと思う。
これが働くってことだと思う。
楽して金貰ったところで、何の実感が湧こうか。

まだまだ入ったばかりで、レジもよく分からない。
しかしながら、お客様から見れば私は既に店員の一人であって。
何もかもを熟知していると思われるのは当然のことなのだ。
焦ってはいけない。一つ一つ吸収していこうではないか。
慌てふためき、躓き、それでも私は働きたいと思うんだ、この場所で。

今月で店長が辞めてしまう。一ヶ月にも満たない付き合い。
一緒に閉店作業をするのは昨日を含めて2回きり。
私のために、全部まとめたノートを作ってくれた。
普通はそこまでやってくれないと思う。
今思うと結構泣けてくる。
頑張らなければいけないと思う。

ハンチングのよっちゃん、ことチーフは結構怖い。
でも言ってることに間違いはないし、こういう仕事を長年してきただけはあると思う。
これからも心密かに憧れて目標にしていくことだろう…。


最初から完璧なものなどあるだろうか?
求められるのはそうではない。完璧ではない。
きちんと身についた知識と応用力。あとは経験。
それさえあれば、どこに行ったって上手くやっていけることだろう。



本当に、今の職場は恵まれていると思う。
楽しいと純粋に思う。



負けたくなかった。上京していった彼女には。
でも、思ったよりもそれはくだらないプライドだったのかも知れない。
今は全然負けた気がしないし、同業者としては、
もっと尻を叩いてやりたい。


とにもかくにも、昨日よりはレジが早くなった。
パソコン入力が分かるようになった。
畳みも慣れた。
少しの進歩だけど、飛び込んだ世界への順応は意外に早い。
昨日より今日の私はお客様と話ができる余裕があった。
今日より明日の私は、何かまた違ったことが出来るはずだ。
だから毎日の変化を楽しんでいけばいい、励みにすればいい。
応援してくれる人はたくさんいるのだから。
逃げ帰って、ここで働くわけではないのだから。
私は私の道を、私自身で選び取って歩いているのだから。




余談。Mさん、金曜更新の例のぶつに独白が加わったのは私の影響?挑戦状?そんな風にうけとってもいいですか?苦笑


-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home