工場からこの家の分までかろうじて届くから生きているんだ忘れかけていたよ深みの足りない植木鉢のなかはこわいくらいすき間もなくなってのばされた手足でいっぱいだから欠かすことがないようにしないといけないんだ枯れないだけの毎日の水を指に力を込めて助けようとしてるなにかそれを救えたのならてのひらにおいて涙を垂らそうと思う