箱の日記
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2005年07月18日(月) ていう架空の話

 

 

ていう架空の話について君は話す
僕はまた、うんうんと頷いて
君の手を握っている
僕らはあの列の最後に並んで
待つかい?
 

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古びた匂いのする運河に沿って
倉庫のある曲がり角でタクシーを拾った
狭くはない後部座席で僕らはくっついて座ると
握っていた手を離して
うしろを振り返った

もう日が暮れて
ネオンが点り始めていた。




 


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