箱の日記
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2004年04月19日(月) ちりを吹き飛ばす


 じゃあ、じゃあわたしたちはなにをしていればいいのか。なんにもしなくていいのか。なんにもしないということがなにかをするということにはなりえないのか。息をする、目を閉じる、飯を食う。空想する。なにかをしている自分を空想しては消して描きなおしては消してまた描く。消す。無になろうとする。

 わたしたちはちりを吹き飛ばしてそれが山にならないよう、じゅうぶん注意をはらっている。

 


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