すれちがうひと

昨日、神保町の**亭で昼ごはんを食べてました。
非常に疲れるセミナーに行って凹んでいた(自分の世の中とのズレを再認識した)ので、薄暗い所でのんびりしたいなあと思って。
その店が意外にも次々とお客さんが来るので、ついに相席になってしまったのです。相席って結構気まずいものだね。
・・・最初は黙っていたのですが、どちらとも無く話し始めました。
初めてとは思えないほど話しやすくて、1人の沈んだランチも楽しいものになりました。
私のほうが早く食べ終わってしまったので先に帰ったのですが、こういうすれちがうひとたちとの出会いはなんだか特別な気がします。一歩でれば傷つく事ばかりだと思えていた世界は、意外と動けば応えてくれるものなのだとホッとした出来事でした。

今日は友人の卒業展示を観にいって来ました。
友人の作品をみるのはこれが初めてで、どんなものだかドキドキでしたが、かなりステキでした。私が一時目指した(高校1年)プロダクトデザインを選考している友人ですが、ドキッとしました。温かくて、落ち着くデザインでした。
他の子の作品も4年間の集大成ということで、かなり気合が入っていて、面白い物が多くて凄く楽しかった。こういうすばらしい卒業制作が出来る人たちがたくさん活躍していって欲しいと思います。
特に絵を描く人たちは大変だと思います、画家として生きていくのは日本では特に難しいし。私たちの心を動かす絵を描ける人たちが、仕事や日々の事に流されず好きな絵をかけるような、環境が整えばいいのにね。
2004年03月13日(土)

日々ノオト / kica

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