電車の人 |
駄文なので暇つぶしに。
電車でいつも同じ車両の人が何人かいるのですが、 1、小日向文世氏に似ているおじさん 2、いつも待ち合わせしている中学生 3、おそらく中学が同じサラリーマン 4、いつも寝ている奴
1のおじさんとはいつも乗り換えの時の列争いで、激しく競っています。 毎日毎日顔をあわせ、小日向さんにそっくりだと思うのです。 「非、バランス」のオカマの菊ちゃんみたいです。女性的。 でもサラリーマン。「やっだーどいてよ!」といわんばかりに電車のドアが開く瞬間に飛び出し、絶対に私の前に並ぶのです。いつ勝てるんだろうか。
2の女子中学生は、もう初々しくて、見ているとにやけてしまうので、おそらく変な女だと思われている事でしょう。 会話の内容が「あー三つ編みにしたの?かわいいー」や、クラスの男子(男ではなく男子)とのメール内容の報告やら、恋の話やらで朝からヒートアップです。巷の乱れた女子中学生ではなく、普遍的な中学生ですね。たまに試験勉強をしており、私も受けてみたいとか思ったりします。 中学生がケータイと持つなんて時代の流れを感じますが、私もベルを持っていたなあなんて考えてなんだか変な気持ちになるね。 一回声をかけられた事があり、秋の靴とコートをどこで買ったかと聞かれた。 コートはサリースコットです。靴はなんか外国の奴です(なげやり)。 中学生に服の事を聞かれるとは私も相当の若作りだと思われます(涙)。 今だって高校生に間違われるので、来年こそは大人の女を目指します。
3おそらく中学が一緒のサラリーマン。 見たことのある人なので、多分そうなんですが、おたがい顔は知っているが名前がわからん状態。私の学校は7クラスあったので、覚えてないんだろうなあ。 向こうは立派なサラリーマンで、黒のコートがかなりサラリー臭を醸し出しています。私はカジュアルすぎてもはや万年留年じゃないかと思われそうでこわいです。むこうは凄く知的な感じで、この前は会議で見るであろう分厚い資料を黙々と読んでいました。こっちは負けずに小説を読むがむなしい。こういう人はなんか緊張するから好きません。
4いつも寝ている人。 この人のことを書きたかったんです(笑)。 同じ車両に乗るといつも座っている青年がいるんですが、終点まで彼は座り続けるのです。最初のうちはつゆ知らずいつも彼の前にたまたま立っていて、「くそう、こいつ早く立たないかな」と思いながら終点。悔しい思いをして、電車から飛び立つ日々。たまにその人のとなりに座ると思いっきり寄りかかられるし。でもこの車両、座れる率が高いので、変えるわけにはいかんのよ。 しかし彼を毎日見ているとなんだか愛着が湧いてきて、ああ、これは恋かしら状態。いけないのが、その人がある日帽子を脱いできた時、かわいかったのよ。コーネリアスみたいだったのよ。ぎゃふーんだよ。まったく。 電車で見る人に一目ぼれ(?)なんてあの小学生とかが読むピンク色の文庫(ティーンズハートだっけ?)の世界のようで、情けない話なのですが、かなり気になる人です。満員電車の中でこういう潤いもないとやってらんねーよって話。
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2003年12月08日(月)
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