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リンクフリー、辞めてもいい?(苦笑)
心の中にリンクを張ってください
(オレ、今いいこと言った)



2004年05月11日(火) hs;おでゃ」sだ;mdms

今朝のスシ詰めの半蔵門線で、エアロスミスのI Don't wanna miss a thingを聞きながら、涙を流したのはオレだけだろう。ただの歌で、なんでこんなに感情を豊かに表現できるのだろうか。言うまでも無いが、スティーブン・タイラーの歌声には表情がある。“愛する人を失くして悲しい”という感情を歌詞だけでなく、歌い方でも表現するタイラー先生は本当に偉大だ。この歌、オレは良くカラオケで歌うんだけどさー、やっぱかなわねぇな〜(当たり前だけど)すばらしいね、エアロスミスは。

今日は営業の途中で紀伊国屋書店に寄って、森博嗣の四季シリーズ4部作を「春」から「冬」まで一気に立ち読んでみた(買えよ)良くも悪くも森博嗣の限界が見えた感じがした。率直な感想としては、相変わらずちょっとレベルが高い赤川次郎的な作品だ、と書くと森ファンに怒られてしまうだろうか。彼の書く作品は、ほとんど、ちょっと気取ってて、ちょっと頭のいいキャラが出てくることに気づいただろうか。実は彼のエッセイもそうだ。森博嗣の作風に誰もが好かれる理由はそこにあると思う。もちろん、そのキャラクターを創造できるネタが森博嗣の脳内にあるからできるのだが。オレの中では犀川創平の物語は「封印再度」という作品で終ってる(この話が一番面白い)もしくは短編集「まどろみ消去」の一編である「キシマ先生の静かな生活」だろうか。この二作は今でも読み返す。この二作を書いたので、森博嗣はもう自分の中では役目を終えてしまった、との私的見解を導き出した。

新しい小説を四冊も読んだので、頭を冷やすためにスターバックスに入ってお茶をすることにした。さて、本当はこの時間では、オレは店舗に挨拶回りに行かなければいけないのだが、その前にコーヒーを飲んだり、朝食のチョコレートを食べなければいけないのでなかなかどうして忙しい。また情報が欲しくなったので、株の雑誌を取り出して読み出す。たけし軍団の水道橋博士の連載記事がすげぇ面白い。やっぱり頭が切れる人間は株でも才能を発揮していた。ますますオレにはできなさそうだな〜と思うが、株の本を読むだけでは、資材や追証を求められたり、金銭的に損をすることは雑誌代以外ないので良しとしよう。オレはいつも考えていた。この世の中の人間はどうやって生活をしているのだろう、どうやってお金を手にしているのだろう。そんな世の中の仕組みの一つが株なのだろう。世の中を動かしている裏の世界。今回の民主党党首・管直人の辞任により、かなりの株式が暴落している。菅直人が8年間、年金を払わなかったおかげで、損をしている人間がこの世のどこかにいる。そう考えるとこの世の中は非常にドラマチックで面白い。Winnyの作者が逮捕された。東大の大学院まで進んだ彼は犯罪者になったが、多くの人間にインターネットの楽しさを与えたのではないか。実に面白い。早くもっともっと貯金をしよう、そうすればもっと面白いことが出来る。こんな会社勤めの生活なんて、いつか笑い話になるんだろう。あと1ヶ月と少しで、オレは30になる。高校生の時に思い描いた30歳とは、大きく異なった、実にひねくれた人間になっていた。時間が出来たら、ジャズとかクラシックばっか聴いてコーヒー飲みながら呆けて居たいな〜。叶うかなこの夢は。



ダイヤモンド/BUMP OF CHICKEN

何回転んだっていいさ 擦り剥いた傷をちゃんと見るんだ
真紅の血が輝いて 「君は生きてる」と教えてる
固いアスファルトの上に 雫になって落ちて
今まで どこをどうやって 歩いてきたのかを教えてる 教えてる

何回迷ったっていいさ 血の跡を辿り戻ればいいさ
目標なんか無くていいさ 気付けば後から付いてくる
可能性という名の道が 幾つも伸びてるせいで
散々迷いながら どこへでも行けるんだ

大事なモンは幾つもあった なんか随分 減っちゃったけど

ひとつだけ ひとつだけ その腕でギュッと抱えて離すな
血が叫び教えてる 「君は生きてる」という 言葉だけは

一体どれくらいの間 助けを呼ぶ声を無視してんだ
その背中に貼り付いた 泣き声の主を探すんだ
前ばかり見てるから なかなか気付かないんだ
置いて行かないでくれって 泣いてすがる様なSOS

聴いた事ある 懐かしい声 なんか随分 大切な声

ひとつずつ ひとつずつ 何かを落っことして ここまで来た
ひとつずつ 拾うタメ 道を引き返すのは間違いじゃない

やっと会えた 君は誰だい?
あぁ そういえば 君は僕だ
大嫌いな弱い僕を ずっと前にここで置きざりにしたんだ

何回転んだっていいさ 何回迷ったっていいさ
大事なモンは幾つも無いさ 後にも先にも

ひとつだけ ひとつだけ その腕でギュッと抱えて離すな
世の中に ひとつだけ かけがえのない生きてる自分
弱い部分 強い部分 その実 両方がかけがえのない自分
誰よりも 何よりも それをまずギュッと強く抱きしめてくれ

上手に唄えなくていいさ いつか旅に出るその時は
迷わずこの唄を リュックに詰めて行ってくれ


ふみひこ |MAIL