決戦の日が来た。
ワールドカップ最終日。
ワールドカップの決勝は横浜で行われるわけだが、
我々の決戦の地はエコパ(静岡スタジアム)である。
そーーなんです、パブリックビューイングなんです。 (川平さん風) さて、
我々にとって問題がひとつ。
入場整理券がないということだ。
要するに、スタジアムまで行っても入れるかどうかの
保証はまったくない。
6月ですっかりこの日誌でおなじみになったホーライ君の
情報によると、
「海浜公園(のパブリックビューイング)では どんどん後ろに人入れてたから大丈夫やろー」
ということであった。
とにかく午後4時ごろキャロルで袋井に向かって出発。 そこで再びホーライ情報、
どこやらの掲示板から仕入れてきたらしいのだが、 エコパの駐車場が泊めれなくても、
法多山神社(厄除けで有名な仏閣)の駐車場に止めて
少し歩くとエコパの裏側の山からあっさりスタジアムに
でれるそうなのだ。
ということで、法多山実際に着いてみると驚くほどスタジアムに近い。
ほとんど裏山。
エコパの駐車場が、整理券がないと止められないことを
確認したので、その法多山側の駐車場にに止めて、峠道を歩く。
(水色の文字は写真へのリンクです。) 途中近道しようと獣道みたいなところを通ったら、
なんだか誰かの別荘みたいなところに
ぶつかってしまう、誰だこんな木こりみたいなところに
住んでんのは。
と、軽く迷ってみたところで近いので、すぐに峠のてっぺんの
、エコパの見渡せる場所に着き、そこから整備された
、遊歩道を下る。
試合開始2時間前だというのにスタジアム周りはえらく静かで、
人もボランティアの人がテラテラと歩いているだけ。
<b>「何かおかしい、スキだらけだ」
と思い、スタジアムの正面にまわると
あれ? 僕たちゲートの中に いるんですか?
ということに気づく。
あっさり、第一関門を突破してしまったわけだ。
・・・・ とりあえずゲートは三つあって、ワールドカップ用に
スタジアムの外に造ったらしい。 ゲートがあるからってんで安心しきっているんだろう。 しかし人員も置かずに、裏口を放置しておくのは
どうかと思うぞお役所仕事。
そんなときに警察隊二列縦隊で入場。
あきらかにあやしい二人組なのだが、これはこれで
堂々としているとなにも引き止められることはないものだ。
ボランティア:人員整理誘導
警官隊:混乱の防止、制圧
が、目的だからだろう。
会場まで1時間、悠々と待って、会場と同時に
一番乗りで潜入。まっとうに市役所で
並んで整理券を手に入れた人、
ごめんな。 スタジアムの入り口では何もチェックされず、
いよいよ、スタジアム内に、潜入。
、大スクリーン2面を使い、スタジアムの3分の1
ぐらいのスペースを使い人が埋まっていく。
で、たこ焼きと焼き鳥食いつつ、 決勝戦 、ブラジル対ドイツ観戦。
これまでの試合ですっかりドイツファンになったので ドイツを応援。
ゴールポストにガツンガツン、当てるドイツ
だがいつまで経っても点は入らず。
逆にブラジルは少ないチャンスで、あっさりカーン
を打ち破る、という感じであっさり2−0で試合終了。
遠州はブラジリアンが多いので、
当然、、緑と黄色で彩られた人たちが、多数狂乱する。
うぬう、われわれの敗北だと感じながら、
真暗い遊歩道を帰る。
程よいワールドカップ疲れを感じながら、
「松屋」で牛丼食って退散。
四年後に雪辱を誓う。
あと、サッカーはしばらくいいや。
以上。
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