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2013年06月16日(日) |
第2回 ラ・パレット導入指導研究会 |
第2回の研究会には、中本先生と私、それに3名の方がご参加くださいました。 お話するのに丁度良い人数だったせいか、話はとても盛り上がりました。
最初に、皆さんが普段どのようにリズムについてご指導されているか伺い、それぞれにお持ちいただいた教材などを見せていただきました。 こういう研究会にいらっしゃる皆さんですから、それぞれに研究熱心で、使われている教材の長所や短所、実際にレッスンに使う際の問題点などを詳しく伺うことができました。
それでわかったのが、ピアノのレッスンでリズムなどの基礎的な事に丁寧に取り組むには、保護者の理解がとても大切だということ。 そういう点で現状は十分とは言えないようです。
次に、中本先生から、レッスンでご家族、主にお母様にお願いしたいこととして、いくつかの点をお話いただき、続いてリズムのお話です。
ここで興味深かったのが、呼吸と音楽の関係。 そして、子どもの呼吸の仕方についてです。
現代の子どもは口呼吸になる傾向があり、それが音楽を不自然にする…というのは、今まで余り考えたことがなかったので興味深かったです。 弾く前に歌うことで、この不自然さが解消される…というのも面白く思いました。
また、今回のリズムの話の中心は「拍」の重要性で、拍の感覚というのは、音楽を前に進めるエネルギーそのものであり、リズムだけでは音楽が前に進まないという事。 そして、拍の感覚や歌う感覚などを高めることで、自ずから音楽が出てくる。 それこそが芸術表現の音楽の原点であるという事について再認識しました。
次回は、9月8日日曜日。 テーマは『ソルフェージュ』です。 皆様のご参加をお待ちしています。
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