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2013年04月14日(日) 4月14日のlesson de ラ・パレット

新年度がはじまり、学年が一つ上がった分、なんだか少し大人っぽくなったように見える生徒さんたち。そのせいか、弾いてくださる曲目も多く、意欲に満ちた取組を聴かせていただきました。
もちろん、それだけに聴いている私たちには、多いに刺激になった一日でした。

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11:00〜
 バルトーク:ミクロコスモス114番
 チェルニー:40番練習曲16番
 J.S.バッハ:平均律第1巻 2番
 ショパン:新しい3つのエチュード第1番ヘ短調
 ショパン:エチュードOp.25-2
 ベートーヴェン:ソナタOp.2-1

12:00〜
 バルトーク:ミクロコスモス No.86、94、96
 チェルニー:40番練習曲 No.13、15
 J.S.バッハ:シンフォニア No.1、13
 メンデルスゾーン:無言歌 op.67−4、102−3

13:00〜
 J.S.バッハ:平均律第1巻3番
 ショパン:エチュード OP.10−2
 ショパン:スケルツォ 第1番

 休憩 14:00〜14:40

14:40〜
 J.S.バッハ:平均律第1巻No.17 As dur
 リスト:3つの演奏会練習曲より、No.3 ため息
 ベートーヴェン:ピアノソナタNo.17
 ショパン:エチュードOp.25−1

16:10〜
 ドビュッシー:喜びの島
 フォーレ:主題と変奏 op.73
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この日のレッスンで一番印象に残ったのは、弾いている本人の感覚が何よりも大切…という事でした。
文字にしてしまうと当たり前のように感じる事ですが、実際にピアノでやろうとするととても大変なこと。
先生も、
「多くの人は、自分がどう弾いたかわからない」
とおっしゃっていましたが、考えてみると確かにその通りなのですね。

そして、それは先生に教えていただく事ではなく自分で考えなくてはならない。

先生は、お料理に例え、
「口にした瞬間に美味しいか不味いかわからないと料理できないでしょ」
とおっしゃり、
「音楽では気を付けることが沢山あるけれど、気を付けるよりも感じることが大切」
というのには、とても考えさせられました。

もう一つ、先生が繰り返しおっしゃっていたのは、
「強い音で弾こうとしない」
ということでした。

別々の生徒さんに、
「強い音で弾こうとしない、はっきりしてればよい」
「小さな音でちゃんと鳴らすのは大切なこと」
『演奏会では、少し小さめの音ではじめて、響きを確かめながら少しずつ大きくしていく」
と、段階に合わせてお話されていたのは、それだけ誰もがつい、強い音で弾いてしまうからなのだろうと思いました。

良い感覚、響きに対する神経は、幼い頃から少しずつ育てていく必要があるのだろうという気がします。
21日のピアノ導入指導研究会では、その辺りも考えたいと改めて思いました。

次回は、6月9日。
お申込みをお待ちしています。



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