コハルビヨリ
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またあとで。
何度この言葉に裏切られただろう。
だからって君に言うことじゃなかったんだけど。 君はそんなことしてないのに。ごめんなさい。
君にならいろんなことを話せるけど、 そのせいでいつか傷つけてしまいそうな気がする。
人魚姫じゃなくてよかった。
君は私の声が好きだという。
朝 君の声で目覚めて 夜 君の声をききながら眠る。
会える日も会えない日も。
CDを買ったと言ったら、 そのアーティストをさらっと当てた君に嬉しくなってしまう。
君が私の好きなものを覚えるくらいには同じ時間がふたりに流れてる。
私の声、君にならいくらでもあげる。
私は泡になって消えたりしない。 私はわがままだから君を誰かにゆずったりはしないよ。
船の上、君と踊るのは私。
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