コハルビヨリ
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彼から電話がきた。 彼が自分からかけてくるのは別れて以来始めてかな。
「おまえんちのお父さんとお母さんは大丈夫なの?」
地震の被害を心配してかけてきてくれたらしい。 (地震おきてからもう3日経ってるけどね…?)
彼のご両親も心配してくれてたらしく。 (たぶん彼はそれで気がついたんじゃないかと…。)
実はちょっと期待してたんだと思う。 彼から電話かかってこないかなって。 もちろん友達として、だけど。
いくら忙しい彼だって友達の心配くらいはするだろう。 なにか気遣って電話をかけるところも何度か見てきた。
だから、何にもこないほうが不自然。 こなかったらよほど意識されてるのか、嫌われてるか、だと思ってた。 (自分から「無事です」っていうのも変だしさ…。)
なので一安心。よかった。
就活の話とか音楽の話とか風邪ひいた話とかして (彼は体がどこか悪いのか、検査しなきゃかもしれないって言ってた) じゃーねーありがとねーって。
やっぱりいろんなことを知りすぎててただの友達とは違うけど、 しばらくはこんなふうにお互いちょっと気を遣いながら 普通の友達になっていくんでしょう。
記念日も クリスマスも お正月も 誕生日も もう一緒に祝うことはないけれど それでも今まで君と過ごせてよかったと思う。
これも二人で選んだ道だから、ちゃんと友達になりたいと思う。
心配してくれてありがとう。 これからもよろしくね。
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