コハルビヨリ
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| 2004年02月20日(金) |
*きみとわたしの時間 その12* |
授業を終えて自分のうちに帰った。
彼がやってきて、話し出した。
最初は、嘘をついてたこととか謝ってたような気がする。
でもそのうち、私が彼の携帯を見たことを責め始めた。 「俺がそういうの嫌いなの知ってるだろ?」
何回か『見せて』と言ったこともあったけど、 彼も一度見せかけたけどでもやっぱり嫌だと言われてた。 (なにもあやしくなければ私だって見たがらないけどね。) 付き合っててもプライバシーはあるべきだ、と。 (見せたくない理由としては後ろめたいことがばれるって いうことのほうが大きいんじゃなかろうかと、 私はいまだに思ってるけど。)
学食でそのけんかをしてたときもあって、 あんまりにも私が泣きそうで、彼が怒った顔してたから その場を通りすがった知り合いは、 てっきり別れ話をしてるものだと思ったそうだ。
結局彼の言い分は 「嘘をついてたことは謝るけど浮気はしてないし、 お前も俺の携帯見たんだからあいこだろ。」 みたいな。
私も携帯を見たことは後ろめたく思ってたから言い返せなかった。 いろいろ聞いたけど浮気してないって言われちゃうし。 怪しいメールについては一応説明もされたし。
「…どうする?別れる?」
彼はまだ別れようとまでは思っていないらしく、 そう聞かれた。
釈然としなかったけど、でもまだ別れる決心はついてなかった。 もやもやを引きずったまま、つきあい続けることになる。
つづく
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