コハルビヨリ
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| 2003年06月14日(土) |
*きみとわたしの時間 その3* |
この飲み会はちゃんと他にも一年生がきた。わたし含め女の子三人。 そして先輩は男三人。
そう。仕組まれた。かるく合コンじゃん(爆)。
まだどこまで飲めるのかよくわからないわたしはけっこう 飲んでたと思う。他の子もわりと。とても楽しかった。
一人の女の子がある先輩に「わたし、先輩のファンなんですー」 といった。もう一人の子もまた違う先輩にそう言う。そして。 わたしも彼に言った。
「わたしも先輩のファンですよー」 流れでそう言ったみたいになってたけど、でもわたしの中では 違ってた。なんとなくただの先輩だと思ってないって伝えたかった。
彼には軽く流されたけど。 でも、これが実はけっこう効いてた。と思う。
朝までみんなで彼の部屋でだらだらして、初めて授業をさぼった。 一度家に帰って、一応学校にも行った。
その日、夕方に彼から電話がきた。 「今日一緒に夕飯食べない?」 少しどきどきしてた。二人きりなのかな、と思ったから。
でも「はい。」と返事してた。 少しだけ、そのときの彼氏のことを考えながら。
彼が迎えに来てくれて、彼の部屋へ行った。 たぶん気を使って呼んだ彼の友達のカップルもやってきた。
一緒にごはんを作って食べて、彼はそれからバイトだって いうから解散に。友達カップルが帰ってから彼が 「バイト終わってからビデオ借りて映画でもみようと思うんだけど 一緒にどう?また迎えに行くよ」
オッケーしてしまった。
すごくどきどきしてた。すごく嬉しかった。 家に送ってもらって、待ってた。彼からバイトが終わったって 連絡がくるのを待ち遠しく思った。
映画見るんだから、べつになにも期待してないもん。 彼氏いるし(彼に会う前からちょっと別れようかと思ってたけど)。
でもほんとは映画なんかどうでもよかった。 その日もう一度彼に会えるのが嬉しかった。
たぶん、彼氏のこともどうでもよくなっていた。
つづく
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