コハルビヨリ
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2003年06月10日(火) かさ  その2

最近電話かけてきてくれないねー。
おやすみなさい(;_;)

もう寝てるかと思って、こんな↑メールしてみたら
すぐに電話がかかってきた。

「偶然だよ。たまたまここ何日かこの時間帯に
 なんかしててかけてなかっただけだから。ごめんね。」

こういうビミョーな不安を知ると彼は私のご機嫌を
とってくれる。

「昨日もさー、友達に『お前にはちゃんとコハルちゃんがいて
 いいよな』とか言われてたんだよ。俺は幸せなんだよ?」

とか。そんなこと言われたら機嫌なおさないわけにはいかない。
嬉しくなっちゃう。さすが私の扱い方をよく心得てる。

今日もちゃんとかけてきてくれた。
なんだか優しい。心遣いが嬉しい。



向こうにいる間、何日か雨が降っていた。

彼がまだ一人暮らししていたとき、そこに
私が置いていった傘。安物だけれどまだ現役。
今回も出動してた。

なぜか彼もその傘を気にかけてくれている。

私はその傘と、曖昧な関係の頃の自分を重ねて見てたから
なんとなく「可哀想な傘」だと思っていたのだけれど、
彼の言葉で一転した。

「俺ね、この傘を他の人が使うのヤなんだよ。
 家の誰かが勝手に使ってたりしてると怒るもん。」

お気に入りの傘はどこかに置いてきてしまったのに、
「俺の、っていうかお前の」傘は大切にしてくれてるらしい。

なんだか苦い思い出の品だったのにね。
君の対応一つで新しい思い出に塗りかえられたよ。

ちょっと辛い目にもあったけど今は大切にされてる。
そこまで私と一緒なんてね。そういうものなんだね。

これからも大切にしてあげてね。
きっと君を雨から守りつづけるよ。


コハル |メール ひとりごと。

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