陽だまりの ねこだまり
<登場人物紹介&ねこ紹介>

2002年03月09日(土)   ねこって燃えるゴミ?



母と妹がいなくなってから。

改造しまくった。

狂暴化しまくった(爆)

餌は一日2回。徹底的に。

反抗してうるさく鳴くときは。

シャンプーの刑に。

ブラッシングもしまくった。


チーは

毛並みのツヤツヤした

でもまだちょっと太めだけど

綺麗なねこになった。


帰ってくると玄関まで出迎えてくる。

餌をあげるのがあたししかいないもんだから。

ぷぷぷぷっ!!(* ̄m ̄)ノ彡_☆ばんばん!

気分がいいから

ドラクエやってるひざで寝ていても

許してやろう。


ご飯支度している肩の上に乗るのは

肩に乗って顔に擦り寄るのは・・・

ちょっと・・・ふらっと・・・

ハムなんかをあげたく・・・・

煮干をあげたけど(笑)

かわいいじゃね〜か。。。

こんちくしょう(笑)


こんなラブラブ(?)な生活は

妹にはおもしろくなかったらしい(笑)



しかし・・・

あたしは密かに企んでいることがあった。

やっぱりさぁ〜

自分のねこって欲しいよね〜



そう。

あたしは。

使い魔に黒猫を探していた。(オイ!


ブルーの瞳。

漆黒の黒毛。

曲がることなくスラリと長い尻尾。。。

ああ・:*:・( ̄▽ ̄ )。・:*:・ポワァァァン・・・

いい・・・ウットリ。。。




1994・5月末。

チャンスはやってきた。


会社の友人が言ってきた。


ねこ。。。飼わない?(友人)

黒猫ならOKだけど・・・(自分)

黒猫・・・胸が少し白いけど。。。(友人)

・・・うかがいましょう・・・(笑)(自分)



泣きそうな顔をしたねこ。

それが第一印象だった。

瞳は金色(黄色・・・かな?)

胸の毛がちょっとワンポイントで白い。

子猫と言うほど小さくはなかった。

でもまだ子供だった。

ビクビクと差し出した手を怖がる。




しばらくは・・・人間に飼われていたね・・・おまえ。

殴られたりしてたのかな?



話し掛けながらそっと抱き上げる。

ガリガリに痩せた体。

目を覗きこむと

かすれた声で鳴いた。

ひざの上に乗せると上着の脇へと潜りこんで行く。



そのまま

連れて帰りたかったけど。

ここから自宅までは電車で1時間半あった。

翌日、ゲージを持ってくる事に。




このねこは

町内のゴミ捨て場に捨てられてたらしい。

ダンボールに詰めこまれ

開かないフタの閉め方をされ

その上にいくつかのゴミのダンボールが詰まれていた。

雨が降っていて

一番下にあったダンボールは 水を含み

潰れる寸前だったらしい。

近所の人がねこの鳴き声に気がついて

探してもいなくて

ようやく一番下のダンボールからだと気がついて

助け出された。

気がつかなければそのままゴミ収集車で焼却場行き。

そして・・・もう一匹。

同じダンボールにねこがいたらしい。

すでにコト切れていたそうだ。

同じぐらいの大きさだったからキョウダイ

だったんじゃないか、と言うことだった。






ねこは

燃えるゴミなんでしょうか?






こうして

ビクビクした黒猫との生活が始まったのでした。



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