まったりぐったり日記 メモ 夏古
2004年10月04日(月)  どさくさ/久しぶりの突発話「ループループターン」
ナンバー1は=オンリー1だけど、オンリー1は=ナンバー1とは限らないんですよね。
何日の日記ぶりだよっ!こんにちは、夏古です。

イチロー凄いですねー。
スポーツって熱心に見ないから凄さがいまいち分かんないんですが、みんなが熱くなってるから便乗してそこそこ熱くなってます。

この数日、ドビュッシーの「月の光」を弾きまくり聞きまくり、お隣の子どもさん(小学1年生)が「お母さんが家にいないよー!」と泣きながら全然交流のないウチにやってきたり、お隣の奥さんは少し病弱らしく前に一度救急車で運ばれた事があるので「家の中で倒れてるんじゃないだろうな」と心配したり、結局奥さんは買い物してただけだったり、地元が全国で一番暑かった日があったり、「ココは静岡県(富士山だって箱根だって近いのに)なのにどうして沖縄より暑いんだよ!」と例の如く突っ込んだり、学校の運動会(雨天決行)(!)ということで例のお友達と一緒に行くことになったら雨が降ってるので自主的に中止にしたり、ピアノの調律をしてもらうために部屋の中をものすっごい片づけたり、その時に要らないものがゴミ袋一袋分あったり、といろいろありました。
どーでもいいですが体重が増えてきてて怖いよ!!(どさくさ)

そういえば、ジオシティーズがなんか変わるらしいですが、よくわからないのでしばらく様子見。
とりあえずヤフーIDを取ってみました。

サイトの「読んだ本」にいくつかアップしましたー。
っていうか「読んだ本」なのに読んでない本がいち、にい、さん…。
…「買った本」に分類するべきかも。
あ。
ついでに、この日記の上の方にある私の名前「夏古」からサイトへ飛べるようにしました。
エンピツからお越しの方や、いつも日記しか見てないよって方は、「夏古」をクリックして頂けると私のサイトへ行けますのでー。
サイトからお越しの方はメニューのtopを押して戻ってください。
じゃないと下のメニューが二つになっちゃうので。
よろしくお願いしますー。
次はこの日記に簡易感想メルフォ付けたいと思ってます。

今月は劇場版「恋人はスナイパー」のDVDが出るそうで。
欲しいけど、何千円も出して買いたいほど欲しいわけじゃないんだよねー…。
んわー!(声にならない叫び)(…となって〜♪)
そのうち安くなるかブック○フで売られるようになったら買おう。

どーでもよくないんですが。
日参させて頂いてる憧れのサイト様のリンクやアンテナにうちのサイトが張られているのを解析で見つけてしまって、プチ授業参観みたいな心境です。
恥ずかしいけど見に来てくれて嬉しい、みたいな(珍しく上手く言えた)。
日記しか取り柄がないんですが、一体何を見に来てくださってるんでしょう…?(怯)
その日記ですら毎日じゃないのに…!
管理人様方に限らず、ホントに有り難いことです。
いつも皆様こんな日記を見てくださってありがとうございます!



























目の前に何か私に言いたそうな人がいる。
でも何も話しかけてこない。
私はその人が私に何を言いたいのか気になる。
でも何も聞かない。
そのままその人は何か言いたそうにしながら、私は何を言いたいのか気になりながら、お互い通り過ぎる。
またしばらくすると、目の前に何か私に言いたそうな顔をした人がいる。
でも何も話しかけてこない。
私はその人が私に何を言いたいのか気になる。
でも聞かない。
そのままその人も何か言いたそうな顔のまま、私も何を言いたいのか気になりながら、お互い通り過ぎる。
またしばらくすると、目の前に何か私に言いたそうな顔をした人がいる。
また、また、また。何度も何度もその繰り返し。
みんな何も言わない。
ただ私を見て何か言いたそうにするだけ。
私も何も聞かない。
ただ彼らを見て何を言いたいのか気になるだけ。
みんなは私を見て何かを言いたそうにする。
私は彼らが何を言いたいのか気になる。気になる。気になる。
また、目の前に何か私に言いたそうな顔をした人がいる。
でも何も話しかけてこない。
ただ、私を見るだけ。
私はその人が私に何を言いたいのか気になる。
でも聞かない。でも気になる。
そのまままたその人とは別れる。
一体彼らは何を言いたい?
「服装が変ですよ」?
「背が高いんですね」?
「ブサイクですね」?
「付き合ってください」?
「あんたなんて消えればいいのよ」?
「背が小さいんですね」?
「チャックが開いてますよ」?
彼らは何も言わずに私を見て何かを言いたそうな顔をするだけ。
彼らの顔を見ても、何を私に言いたいのか解らない。
何を私に言いたいのか、言ってくれなきゃ解らない。
言いたそうな顔だけで何か言いたいことを相手に伝えることが出来たら、言葉なんて要らないじゃないか。
解らない。
でも聞かない。
解らない。
でも聞かない。
解らない。
でも聞かない。
……また、その人はやってきた。
目の前にいるその人は、私を見て何かを言いたそうな顔をする。
私はその人が私に何を言いたいのか気になる。
でも聞かない。
その人も何かを言いたそうな顔のまま、私の隣を通り過ぎ――
「お嬢さん」
――通り過ぎずに私の横で立ち止まり、言葉を発した。
繰り返し繰り返し続いていたことが、初めて遮られる。
「お嬢さん」
何か言葉を言いたい。
話しかけてくるこの人に何かを言わなければ。
「お嬢さん。気になっているんでしょう」
弾かれるようにその人をみる。
何が、とかそういうことは私とその人の間には必要ない。
ここは繰り返し繰り返し続いていて、目の前の人も私も同じ繰り返しの中にいるのだから。
「でもね」
何か言わなくては。でも言葉が。
「ここは永遠だから、ずっとずっと繰り返し。気になることは気になったまま。何か言いたくても言わず仕舞いなことは言わず仕舞い」
瞬間、何かを悟った。
最後にその人は一言言って、私の隣から消えた。

……今私の前には「みんなが何を自分に言いたいのか気になっている人」がいる。
でもその人は何も言わない。
今の私には、その人が気になっていることの正体を知っている。
私は、いつかのあの人のように何かを目の前の人に言いたい。
でも話しかけない。
ただ、私は目の前の人を見て、目の前の人は私を見て。
そのまま、私は何かを言いたそうな顔をしながら、その人は私が何を自分に言いたいのか気になりながら、お互いに通り過ぎる。
しばらくすると、私の前に「みんなが何を自分に言いたいのか気になっている人」がいる。
また繰り返し。また繰り返し。ずっとずっとずっと。

あの時。
あの人は。

「 だから、今度は君の番 」

あの時、あの人はそう宣っていたんだ。
今度は私が何かを言いたそうな顔をする番。
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