| 2004年10月03日(日) |
今はもう鳴らない古時計 |
我が家には100年…とまではいきませんが、もう20年以上我が家の顔として動いている掛け時計があります。 母が以前の上司からいただいたもので、長年働いているうちに少々せっかちになって時々時刻合わせが必要ですが、それもまた愛嬌。 時刻の数、または○時半になったときに一度鳴る鐘の音はすっかり聞き慣れた音です。 我が家が引っ越して以来、新しい壁紙に穴を開けるのを好まない父の意向で長くその時計とお別れしていましたが、やはりあの時計があってこその我が家だという母の望みで昨日漸く居間の一番目立つところに設置されました。
そんな昨夜。 深夜PCで作業中の私の耳に妙な音が聞こえてきました。 ぼよ〜ん… ぼよ〜ん…… まるでドラム缶でも叩いたような音です。 隣の部屋で寝ている母が間違えて何かを蹴飛ばしたのだろうか…? そんなことを考えながらしばらく作業を続けていると… ぼよ〜ん… また先程の音です。 しかも何だか足元に響く感じ。 こうなるともう母の仕業ではない気がします。 不思議に思いながらもそれからすぐに私は眠りました。
音の正体は翌朝発覚しました。 掃除のために家中の扉を開け放ち自分の部屋にいた私に、馴染みのある時計の音が11時を知らせます。 と同時に… ぼよ〜ん…(×11) ………犯人はお前か〜!!!!!(大笑) 要するに、時計の鐘の衝撃が壁を伝わって2階まで響いていたのです。 (ちなみに時計の位置は私たちの部屋のちょうど真上) 母にこのことを伝えたのですが、忙しいのかなかなか自分で確かめてくれません。 「いいからとにかくキリのいい時間に自分の部屋にいてよ!」 夜10時頃、私に無理矢理促されて自室にいた母も確かに10回のぼよ〜んを聞きました。 そして寂しそうに言いました。 「…ウチってボロ家だねぇ……」 まぁリフォームしたとはいえ築20年以上経ってるから仕方ないでしょう。 でも前の家でも私たちの部屋は時計の真上だったなぁ、でも何ともなかったなぁ。 …壁薄い? 手抜き?(笑)
それから1時間後、私たちは11回の鐘の音もぼよ〜んも聞くことはありませんでした。 我が家に来て20数年、初めて時計は鐘のスイッチをオフにされたのです。 もうよほどのことがない限り鳴ることはないでしょう。 何だか少し寂しいです。 ちくしょう手抜きボロ家め。(泣笑)
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