ゲームの映画化らしい。が、わたしはそのゲームの事は全く知らない。小中学生くらいの男の子たちが数人で観に来ているのが目についた。きっと楽しみにして来たのだろうな。わたしが小さい時に映画館に友達と行ったのは『AKIRA』とかだったか。

しかし、いいのかこの映画、子供に見せても。Ｒ指定が何もついていないのだねと最後に気になった。

拳銃でどかんどかん、血がどばー、肉がどろー。そして見えそうで見えない裸に布２枚とか。いいのかな。私観ていられなくて「これは来る」と思うと、もう薄目になって見えないようにしてやり過ごした場面がたくさんあるのだけれど。レーザー光線でシュキーン、拳銃でバンバンバン、どろどろでぐにょにょ、とかほんとに観ていられないんだけど。そういう世界なんだからこんなこと言うのは野暮なんだろうけど。


ゲームを映画化するってこわいことのように思う。

途中で自分なりのその世界に意味を持たせようと、「あのゾンビたちは人生における苦難の具象化であって、それらに襲われながらも前進する戦いのような日々を生きる……」と考えてみたけれどだめたった。（全てに意味を見い出そうとする悪い癖かも）これを見てストレス発散になる人もいるみたいだから、私には合っていないということのようだ。こういうのを楽しめる余裕は持っていなかった。疲れた。

さかなみち ｜MAIL

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