えがにき
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2002年04月06日(土) モンスターズ・インク

天気の良い日、自転車に乗って映画館へ行く。

会員になっているので割り引きでいつも見ることができるんだけど、春休みの時期が終わるまで待っていた。千と千尋程ではないけど行列になっているのを通りがかりに見ることが多かった。
ここでは日本語吹き替え版しか選択肢がない。けれど、悪くなかった、なかなか。以前、キャッツ&ドッグスという題名どうり犬と猫が出てくる映画で吹き替え版を観たところ、申し訳ないが、途中退場しようかと思うくらい安っぽく感じた。たとえば、子供の声だとしたら、そうだと思われる「子供と言う色」を一面にべったり塗られているように、その固定観念ががっしりと固まっているような感じがする。そしてそれはいつかどこかで聞いた事のある声であり、幼稚すぎるのだ。やはり吹き替えは避けたいなとその意を新たにしたのだった。けど、これは好きだな。ノリが失われていない。

なんだかすばらしかった、この映画。子供向けだと思っていたら、シンプルに込められている事が見えて、考えさせられた。楽しかったし、伝わってくるものがある。ほんとだな、ほんとにそうだな。と素直に感じるものがあった。モンスターの顔の表情ひとつにすら感心して観ていた。

キタローのめだまおやじじゃんか。とか、どこでもドアじゃん。とか、まあそれはそう、すこし、いいのか?とも思うけど。


さかなみち |MAIL

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