徒然なるままに…
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一番大切なものを奪ったものが、自分にとって、奪われたものと同じくらい大切なものであった時、 果たして、憎しみを生み出すべきか、悲しみに徹すべきか。 それとも、その狭間で苦しむのか。 どちらにしろ、残った方の『大切であったもの』は、目に付かない隅の方へ押しやられてしまう。 触れないように、ある意味それまでよりも丁寧に、慎重に取り扱われる。
時が経つにつれ記憶に埋もれ、ふとした瞬間に鮮やかに蘇る。 そして、決して鋭くはない針で、ちくちくと心の一部を撫でるように刺し続ける。
そんな感じ。
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