徒然なるままに…
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2004年09月10日(金) 埋葬。

一番大切なものを奪ったものが、自分にとって、奪われたものと同じくらい大切なものであった時、
果たして、憎しみを生み出すべきか、悲しみに徹すべきか。
それとも、その狭間で苦しむのか。
どちらにしろ、残った方の『大切であったもの』は、目に付かない隅の方へ押しやられてしまう。
触れないように、ある意味それまでよりも丁寧に、慎重に取り扱われる。

時が経つにつれ記憶に埋もれ、ふとした瞬間に鮮やかに蘇る。
そして、決して鋭くはない針で、ちくちくと心の一部を撫でるように刺し続ける。

そんな感じ。


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