あおいの日記
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2002年07月22日(月)

あおいのクラスのYちゃんが、夏休み明けから留学しちゃうんだそうです。

今日、急に聞かされました。

あおいとYちゃんは時々あいさつするくらいで、
そんな、すっごく仲の良いお友達って訳じゃないんですけど……
でも、寂しい。


生徒会の役員さんで、行動ハキハキしてて、頭もよくって、可愛くて、それから誰よりも有能で、それ以上に頑張りやさんで……
あおいは、心の底で、そんなYちゃんに憧れてました。
Yちゃん居なかったら、あおいの学校の生徒会立ちゆかなくなるんじゃないかって、あおいは密かに思ってます。


一年間だけだけど……

って、みんなの前でYちゃんは言ってたんだけど、
一年って、すごく大きいと思う。
それに、一年経ったら、あおいたちはもう、すくなくとも今の学校には居ないわけで。
Yちゃんが戻ってきても、もしかしたら、もう会えないかもしれない。

それは……やっぱり、ものすごく寂しいことだと思う。


今日、あおいは委員会の当番で図書館のカウンター座ってたんだけど、
ふと見たYちゃんの貸し出し記録、
日本の文化、とか、英語の日常会話……とか、いっぱい並んでました。

日付見ると、Yちゃんがそういう関係の本を借り始めたのはずっと前からで……
そんなに前から、決めてたこと、あおいがただ悲しんで送るだけじゃダメかなって。

そうは思うんですけど。


Yちゃんと会えなくなるまで、あと一週間猶予があります。

それまでに、涙を浮かべずに「いってらっしゃい」って言えるようになっておかなくちゃって、思います。
それに、あおいなんかよりももっとずっと寂しい人もいるんですもんね。



お友達が転校して遠くに行っちゃうのって、慣れてる筈なのにな。


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