今日から出勤だわいよ。
連日の生活リズムの崩れ(明け方眠って昼起きる)があったので, 正直起きられないかもと心配したのですが, 起きられたーわー起きられたー。 3週間ぶりにちゃんと起きられた記念日記! 目覚まし鳴り始めてからスヌーズ機能と掛け直しをフル活用, 一時間かけてようやく起きて風呂に入って今は朝食。 偉い,偉い。 おいら起きてから数時間経たないと胃が食べ物を受け付けんのだが, そこはそれ人間様の意志力で口に押し込むって寸法さ。 偉い,偉い。 あんまり偉いので,知恵熱が出てしまいそうです。 帰ってきたらちょっと寝よう…うん…。
新春ボーリング大会?さぼりますよさぼりますよー!
さて化粧してくっかな。 式のあるときくらいしか化粧せんけどな。
(時差)
うっわ,連日で日記を書くなんてひさしぶりだ! だって朝書いちゃったんだもの,書きかけたものには決着つけなくちゃだわ。
仕事してボーリングはさぼって仕事して,仕事の買い物して帰ってきて, うどんをゆでて今は食事しながらぼんやりとネット。 こどもらがみんな元気に過ごしていたようでとても嬉しい。
雪が一日中ちらちらと降っていて,寒いのか寒くないのかよくわからない。 雪が降っている日の寒さはなんだか,よくわからない。 視界の中にずっと小刻みに動くものがあるのは,なんだかそれだけで, 僕の身体におかしな熱量を発生させるものであるような。 きもちがね,びんぼゆすりするような。 昼過ぎには珍しく霰が降った。 ぱちぱちと当たりたくて外に出てみたのだけど案外とやわらかくて, ちょっと気合の入った雪という程度でちょっと残念。
雪が降るということ。 大声で「好きッ」と言えないもののことを考える。
僕の住む土地はそんなにたくさん雪が降るわけでないんだけども。 降ると雪片付けやら車の解凍やら路上の凍結やらなにやらでめんどい。 朝そとを見て雪が積もっていると,良くも悪くも興奮する。 見慣れていないわけでないのだけど,アタマのどこかで「これは奇妙だ」と思う。 雪というのは固形だから,僕の認知としてひどく物質くさい。 「モノ」が降ってくる。 それはなんだかひどく奇妙だ。 (何しろモノ度が高いほどおいらは興奮する…!アラレとかヒョウとか) (なんでカタカナで書きたいのかはよくわからない) なにせモノだから,目に見えて降ったり積もったりする。 風景に下向きのベクトルが加わるので,自分に上向きのベクトルを錯覚する。 今住んでいる土地だと雪のひとひらが小さいのでそんなに浮遊感はないものの, のんのんのんのん降るぼたん雪の相対的な浮遊感。 ああ今は飛べているのだな,地面というものは今は足裏にしかないのだ, そのような実感を僕に容赦なくもたらす。 (お城は空をトビマス) (車運転していると空間に対しての自分の位置がわからなくなって何気に恐ろしい) 飛んでいるのに,飛んでいるのに。 からだや風景に見る間に着雪していく光景は,まるで侵されていくみたいだ。 降ってくるものに押し戻されて,地面にへっついて重力だ。 飛んでいるのに。 地面は足の裏を押しているだけのものであるのに。 どこにもいかれない。 どこにもいかれない。 飛んでいるのに。
と,なんだかかなしみと違う感情が僕の腹の中にゆるゆるとにじむ。 ロマンチックすぎて恥ずかしくなるくらいに「これが絶望だ!」とか思う。 気持ちがいいのか悪いのかよくわからないので, 大声で「好きッ」ては,言えないのだ。 雪が降ることと,大声で「好きッ」ては言えないものについての雑感。
ぼんやりと灰色のやさしいきもち。
相方の調子がずっと悪いので,起こさずにいたらいいのか何か声をかけたらいいのか, 昨日や今日の日記を見せていいものなのか見せない方がいいものなのか, そもそも日記を書いた方がいいものなのか書かない方がいいものなのかよぐわがんね。 あの人は昔も今も日記を書かない。 「口に出して言うことなど何もない」と言いながら書かない。 「おとこのこだからね悩みなど口に出したりはできないよ」と言いながらねむっていったひと。 「君のようにね」とは2人とも,口に出しては言わなかったし言わないだろう。 それはひどく凛として,僕は息をすることができない。 背を向けて黙ってねむっているひと。 白く,ねむっていったひと。 僕は大きく大きく自分の手足で,非常な馬鹿声を出す。 私はこんなものが好きだ嫌いだみんな馬鹿だ馬鹿だって大声を出す。 静かに伏せて,「言えばいいよ」「聞くから」と言う人。 静かな手足がもっと静かになって白くなっていく。 ここしばらく,実際そこいらへんの連想でずっとべそをかいているので喉と目がいたい。 恐ろしい,それはとても恐ろしいできごと。
ひとりでだまってねむらせてしまうことは とても
おとこのこはおんなのこをよくおきざりにする。 自分ばかり雪の中に白く立っている風にして。
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