朝、起きたら。 熱はだいぶん下がっていました。 筋肉の痛みがとれただけで、ずいぶん楽だなあ。 放っておくだけで、生きる方向に向く自分の体。 生命力が強くなったんだなあって、思う。 髪がふと伸びていることに、傷ついたりする。 立ち止まられない自分に、ちょっと、戸惑う。
ぼんやりと起きて、どりきゃすであちこち巡って。 日記をかいたり、なんだり。 だいたいは見られるけど、にゃおのとこのちま情報がみれなかったり。 あと致命的なのが、メールができないことですか。 携帯が通じている人にはべったりと甘えてみた。 つながっていて、よかった。 だーりんと話したり、話せなかったり、話したり、いろいろ。 僕が勝手に彼にいろいろと背負わせてしまったものを、思う。 よろこぶより先に、咳が、でるんだ。 喉が、いたい。 でも生きていてよかった。
僕という生がどうあるべきなのかなんてのは、よく、わからない。 でもとりあえず、明日は、仕事を休もうと思った。 実際には仕事に行くのかもしれない。 治った風邪で休むのは厳しいなってくらいには、仕事つまっているし。 でもとりあえず、明日は、仕事を休もうと思った。 自分を罰するのはひどく簡単だということがわかった、から。 伸びた前髪にいつも僕は傷つきながら。 切る前に、ちょっとだけ、困ったように笑う。 そうした生があればいい。
生きていて、よかった。 今日は雪が降ったようだったよ。 カーテンの隙間から、ずっと、外を見ていた。 晴れなくてもいいや、明日。 きっと、とてもいい、いちにち。
今日のタイトルは「銀河鉄道の夜」サントラより。 細野晴臣。 そんなふうに、泣かせたり、できなかった、から。
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