| 2003年01月02日(木) |
確かな時間の痕。染みて、鉄の味を刺して。 |
魔法を信じていた。 超能力よりも深く、信じていた。 きっと呪文を知ることさえできれば、自分は魔法使いになれると信じていた。 かなり大きくなった頃、いや現在に至ってもなお。 魔法使いになることを夢見てやまない。
原点はたぶん、メアリー・ポピンズ。
さて1月2日の日記ねえ…。 ぷう。
前日に少し早めに寝たので、少し早く起きられました。 と言っても8時半過ぎですが。 んでベッドの布団の上で仮名ちゃんを起動。 1日の分までの日記をかたかた補完したというわけなのです。 映画鑑賞日記は、「そんなくだらない作品、君は面白いんだ?」て言われそうで怖い。 でも僕は、どんな作品でも基本的に楽しめる性質なもので。 辛口コラムを書く気は最初からないのですよ。 時間や労力を無駄にしない主義。 面白くないものに費やすよりは、何でも積極的に楽しみを見つけます。 でもパレアナになるつもりも、毛頭ないの。
無駄なものなんてどこにもないの。 あなたがそれを無駄にしているだけよ。 全ては糧だわ。 全ては、大きな幸いなのだ。 全ては。
一番目兄は借りてきたスターウォーズエピソード2を見て楽しんでいた。 僕は1も見ていないので、ちゃんと見ないことにする。 見せる側の見せたい順番どおりに楽しみたいの。 んでも自分からエピソード1を積極的に見ることもあまり想像できないので。 見ないかもなあ…。 SFが苦手なのではないのだけれど、「みんなが見た」てのがなあ…。 なので横目でちらりちらりと見てましたが。 ヨーダが容赦なくぴょんぴょこ跳ねていて小気味よかったです。 あと、ジェダイっていっぱいいるんだなあ、て、思いました。 食わず嫌いせずに、そのうちちゃんと見ようと思います。
それを見終わると、今度はみんなでスパイダーマンを見ていました。 スナヲはスパイダーマン好きなので、喜んでみてました。 僕はうっかりと冒頭のあたりを見損ねたので、見ない。 (通してきちんと見ないと気がすまない) 旧バージョンは家にビデオがあるので、よく見ていたのですが。 ラスト近くで出てくる、日本人?な空手ガードマンが阿呆くさくて好きでした。 カナダのおばさんが向こうでやってるアニメを送ってくれて見たりもしたです。 あにめ とて も か こ いいです よ。 (目を逸らす) 映画、今度はちゃんと見よう…。
昨日スタートさせた、連載小説バージョンのシムピープル。 登場人物に特徴がありすぎて、なかなか合うスキンがなくて悩んでいたのだけれども。 そしたら二番目兄がスキンを自作してくださった。 骨になるポリゴンから作るのは至極難しいので。 似た形の土台を使って、貼り付けるテクスチャをちまちま描いてた。 ポリゴンに貼り付けるテクスチャ作りって、面白いのな! 展開図状態になっているので、僕なんかは完成図がちっとも想像できない。 でもポリゴンに貼り付けてみると不思議にきちんと立体に見えるの。素敵。 ああいうお仕事は楽しそうだけどストレス溜まりそうと思いました兄様ありがとう! キャラクタにより近づいたことで、自虐度も格段にアップです!!(泣) スナヲが、サイトでシム日記をつけるとか言ってる…。
夕飯の買い物で、久しぶりに愛車・カエル37号を動かす。 何しろ初心者マークなので、一週間も運転しないと、運転を忘れるような気がしてならない。 こわやこわや。 ちゃんと動いたよカエルちゃん。 ワイパー上げておくの忘れたのでがちんがちんに凍り付いていたけど。 北国人間らしく、上げておく習慣をつけようと思う。 (と、書いている時点で思い出したが、上げていない…(汗))
晩御飯の後は、パパンがずっと僕に見せたかったらしいDVDを見ました。 指輪物語、です。 僕は原作はフロドが旅立ってすぐくらいまでしか読んでいないのだった。 今日も映画鑑賞日記。
<the LOAD of the RING 旅の仲間> はりぽたのとこでも少し書いたけれども。 きちんと作り込んだファンタジーくらい、僕を夢中にさせるものはない。 (その昔、素で設定魔だった自分) (自分の想像の世界の地図や言語や通貨や文化を考えるだけで幸せだった) (何時間でも何日でも遊んでいられる) 画面に映る情景、風景のひとつひとつにうっとりと浸って気分が良かったです。 容赦なく壮大な自然の様子がたまらないですね。 いっそ自慢げにさえ見える、引きの画面の美しさ。 んおー。お小さい方々可愛くてたまらーん。はだしはだしはだしー。泣くし。 んおー。もじゃひげVSさらさらひげの殴り合い!じじい壊れて死にそう! んおー。ひげおやじーずの剣のふるいっぷりかっこええ。剣がちゃんと重そうなのが。 んおー。ドワーフは存在自体を愛してやまないみやぎ君。城がすごいすごいよぅ。 んおー。エルフさんたち美人だねえ。てか雪に沈みやがれレゴラス。 ストーリーは単純ですが、各登場人物の胸中にある滅びの予感を思うと興味深い。 絶望に首まで掴まれつつ黙って戦う有様が、僕は好ましいと思ったです。 横でスナヲが容赦なく、アラゴルンとボロミアを「ひげ1」「ひげ2」と呼ぶ…。 続き物だということを知っているので、終わり方に不満はないです。 これ、映画館で見たかったなあ…。 昨日、はりぽたを見に行ったら「二つの塔」の予告編やってました。 あの人が白くなっていてわくわくしましたですよ。 きっと映画館まで見に行きましょうっと。 100km近く走らないと映画館ないけど☆
ガラドリエルって、どこからどう見ても悪役だよなあ。
二枚組みDVDのもう一枚、メイキングの方もとても面白かった。 デティールのこだわりっぷりに悶えながら見ました。 スターウォーズのメイキングで「クリーチャーの世界」というフィルムがあって。 僕はそれをとても好きで好きで、飽きるほど見たのだけれども。 それを思うに、様々な方面での技術の進歩を強く感じましたですね。 特殊メイクや、古びのペイントひとつとってみても、ずいぶん進歩してるなあって思うの。 やっていることとか、かけている情熱はちっとも変わらないのだけれどもね。 どんどん自由に器用に動かせるようになっていく、魔法の指先だわ。
贅沢だなあ…これ、やりたいと思っても出来ない人多いだろうよ…とは思った。
地図をかきたい。 僕の、その世界の地図を。 海岸線を丁寧に丁寧に描いていった、中学生の時のように。 ちゃんと地方の言語によって、地名にも訛りというか言葉の癖があったんだよ。 シンプルな行間や、テレビゲームの単純なドット画にも壮大な風景を想像できるのは。 それは才能って言い張ってもいい。
その地図を知っている? 魔法、を、信じる?
「○○は嫌いだから見ない」という人をときどき見かけるけれど。 見てから文句つけましょう、と、僕は淡々としておりますよ。 やっぱり嫌いだった、とか思うならそれでいいじゃないかと、思った。 例えば僕は、邦画や有名映画を苦手とする傾向がありますが。 考えると、数えるほども見たことがないのでした。 そうして食わず嫌いをおおっぴらにするのは恥ずかしいにゃー。 吸収すること、浴びることに貪欲でありたい、な。 無駄なんて、ないのだから。 どこにもないのだから。
あと、大声で「なんでこれが好きなのかわかんないよ」て言ってみせるのも恥ずかしい。
「○○は嫌いだから、飽きるほど見る」というタイプの人間になってみたい。 阿呆みたいに労力と時間とを費やす、呆れられるような人間になってみたい。 それはそれで面白くないか? 興味深い人生であるように思うのは、僕だけだろうか。
断然、得してるって、知ってるもんね。 んでも情報操作なんかされたら真っ先に自滅するタイプの人間である…。 とりあえずえらく楽しかったです。えへへん。
今日の好きなものは、「錆」。 朽ちていくものが好きだ。 きっと何らかの毒があると思っても、そっと口に含みたくなる。 それはきっと僕のことを蝕むのだろうけれども、そっと。
今日のお楽しみボタンぽちっとな。 よっぽど暇だったのでしょうかね…。 女性だけに使えるとか、こうした器具が必要だとか、いろいろ考えました。 もちろん呪文の言葉も不思議言語で作ったのです。 詠唱の動作や儀式の様子も克明に考えていたのです。
気分はバスタード…(何もかも台無し)
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