夕方ポプラの駐車場でまったりしてると、いつの間にか東におっきな満月が昇ってる途中。電線に引っかかりそう。風が空を強くなぞると、雲が深い群青色に落ちる。道の端から舞い上がっては、車線をたゆたう惑いの花びら。ラシーンはまるで水面を切り裂き進むよう。満月は道しるべなのであります。「スタンド・バイ・ミー」を観たよ。何度観てもそのたびに違ういろんなことを心に思う。きっと十代は輝いているからなのね。私にもそんな時があったんだわ。