6時過ぎてもまだ明るいから、 家に帰るには早い気がしてならないよ。 いつの間に、黄昏時がこんなに長く 余韻を残すようになってたんだろう。
ならばそのうちに夕刻の桜を写真に撮ろうと ラシーンをとばしたのですが、 前にゆっくりな車が走ってたので、 時遅し、陽入り果つ。 白かった月がたゆたう光をたたえるころ。
黄昏時は時間を逃がさないようにいつも走ってる。 慌しくカメラを取り出して、どったんばったんして写真撮る。 ここだ、と思う光は、いつもあっという間。
窓の外を雪と見紛う桜の花びら。 ここからは桜の木は見えないのに、 どこからか飛んでくる。 西を向いたラシーンのフロントガラスいっぱいに、 桜と同じ色の空がめいっぱい広がってくる海沿い。 わぁ、ほんとに桜と同じ色だぁ。
今日はお昼のお弁当におか〜さんが、 にんにくたっぷりのキムチを入れてたのです。 そんなぁ、昼間から食べられないよぉ〜〜〜。
|