まだ、やってます。
今日も、かいこさんの日記。

2002年03月06日(水) ボルヴィッカーの夜

冬ごもりをしていた虫たちも、地上に出るころ。
だけど今日この日の冷たい風に、猫さんたちも震え上がる。
右足の小指と薬指の末端が、また今更ながらにしもやけになる。

めずらしく今日は仕事帰り、寄り道しないでまっすぐ帰りました。
あ、でもvolvicを切らしてたので、コンビニでまとめ買い。
どっさりこ。しあわせ。
明日返却のビデオをみないといけないので、早く帰ろう〜って
思ってたのに、そういう日に限って仕事はさくっと終わらない。

私の部屋のテーブルの上には、ビーズの指輪にピアス、
アクセサリーのレシピ、さちぐまさんたち、
クレヨン王国のまんが本(なかよしこみっくす)なんかが並べられていて、
ぱっと見は夢見る中学生の机の上のようであります。
でもペロッとロト6の紙も置かれてたりして、不自然極まりない。
キャリーオーバー発生で一等4億円、ということで、
薬局内で再びロト6フィーバーフィーバー。

とりあえず今は近い未来にも過去にも煩いはなく、
指先までじぃんと冷える夜、お風呂にて、はふぅーっと息をつく。
あぁ、ずっといつでもこんな平和な気持ちでいれたらいいのにねぇ。
世界中の人が、煩いも焦燥も憎悪も恐怖もない、
平和な気持ちになれたらいいのにねぇ。
世のしがらみにうなだれて、それでも世の世知辛さに身を任せ、
時を待つ、人の行く手は闇か光か、神のみぞ知る。

風が強いので、雨雲は晴れて星がやってくる。
闇のそこで低く唸る風の震えが、静かに伝わる夜、
いつもより眠くなる。


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