まだ、やってます。
今日も、かいこさんの日記。

2002年03月05日(火) 世界が小さくなる日

3月の雨は肌寒いなぁ…。
こんな雨の日は、指月山の稜線が雨雲に隠されてしまって、
ぐぐぐんっと、世界が小さくなったようなかんじ。

高校の頃、授業中、殊に静かな国語の授業のときなんかのこと。
窓の外でザザーっていう音にハッとするほどの雨が降ると、
教室中のたくさんの静かな意識が、すぅーって外に飛んでいくを
ひしひしと感じたりしました。
この雨はみんなの心の中にも降ってるみたいだなぁってさ。
だから雨が降ると、小さな星に籠って、
みんながずっと近くになったみたいに感じるよ。

ああ、でも雨の日は猫さんたちと戯れることができない。
それはさみしい。お日様の匂いもおあずけ。

明日みわっちと食べに行く企画が急遽つぶれて、今朝はヘコみモードでした。
雨も降るし。仕事終わったらラシーンをみわっちに貸すことになってるし。
はぅ、煩いごとが絶えんのう、って思ってたけど、そのうち平気になるし。

お昼にみわっちらが薬局に遊びにきてねぇ、嵐のように来て、
嵐のように色々さらって、嵐のように帰っていきました。

今日はとっても眠たい。もしかしたら今日一日は、
丸ごと夢の中の出来事だったのかも知れないというくらいに。
もしかしたら自分という人生自体が夢だったっていうオチかも知れないです。
なんてね。まぁプラトンに言わせると、
この世界は実体の無い影みたいなものなんだろうけどなぁ。
影でも何でも、どうあがいても、いま自分のこの生だけが全てだからなぁ。
定めである!


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