昨日から「Dearこげんた」さんへのリンクを貼らせて頂いた。 『こげんた』というのは、 去年、バカな唾棄すべき若者が、2ちゃんねるという掲示板サイトに 仔猫の惨殺経過を「公開処刑」といって載せた事件の被害猫の名前だ。 誰もがそうだったと思うけど、 わたしもこの事件に酷いショックを受けた。 あまりのショックに、直視できなかった事件だった。 でも、風化させて何食わぬ日常に紛れてしまうのも恐ろしい事ではあった。 きのう猫の里親募集を探していたら、 導かれるようにここに辿り着いた。 このサイトを訪れて、そろそろと読み進めるうちに あまりの悲惨に、わたしは声を上げて泣いていた。 今もこれを書きながら、涙が出てならない。 うまく言葉も探せないけど、勇気を持って 向き合うきっかけになれるかも知れないと思った。 ヒステリックになっているのでは、断じて、ない。 ただ、ただ、許せないという気持ちを忘れたくないと思った。 とても苦しくて、このサイトもまだ全部読み進めることができなくている。 自分で行動を興すことに思い至らなかった自分が、 「Daerこげんた」を運営している皆さんへ敬意を表わしたいとも思った。 わたしも、ささやかながら「心を痛めている」という意思表示として バナーをここに貼らせて頂くことにした。 この事件は単に動物虐待だけが問題なのではない。 インターネットの中にできあがった 「醜く肥大した、人間の意識の巨大なインフレーション」の歪な形が 白日に晒された感じがする、幾重にもイヤな事件だった。 それに、罪としては「器物破損」「器物損壊」にしかならないという、 「少年法」と同じくらいに変な法律もあって、 命の重みへの代償や償いには決してなり得ない、 あまりにも軽い罪状がある。 この何年か、幼児・児童にも増えていると言うけど 動物への身の毛もよだつような虐待が増えているそうだ。 特に猫が被害に遭う、 何故だろう、と考える。 加害者は、殆どが若い男の子だという。 何故だろう、と考える。 何故男の子は、猟奇に走らざるを得なくなるのか? 何故だ?何故だ?何故だ?何故だ? ああ、もう言葉がでない。。 また機会があったら、書いていこうと思う。 きょうはこれくらいしか書けない。。。。 ============= きょう、麦を予防接種に連れて行った。 先生は未だ30代後半くらいで、犬も猫も大好きな方。 あまりセコセコしていないので信頼できる。 料金も、他あまり知らないけど良心的ではないかと思う。 クリニックには、いつもなら愛想の良いレトリーバがいる。 今日は居なくて麦には良かった。 フガフガいいながら、なつっこく寄ってくるデカイ犬に、 「なーに??この生き物〜〜」と麦はパニックになってしまう。 目も開けられなくなって、わたしの脇に顏突っ込んだまま固まって震える。 でも、いなくても反応はあまり変わらないところがある。 外慣れしてないから、仕方ないか。。 わたしの肩から背中にまわって、オンブ状態で震えまくっていた。 なんにも始まる前から、こうだ。 全く外では意気地がない。 注射自体は0.5秒で終わるのに・・ ついでに猫エイズの検査もしていただいた。 検査はマイナスで、麦はピカピカの健康猫のお墨付きをもらった。 ノミも、拾った時のノミの巣状態からは想像できない程全く居ない。 外へ出さないと、ノミもいないし、怪我もしないし、病気もしない。 匂いも自分で気遣って身体をキレイにするから殆どしないし。 猫って本当にキレイな動物なのだな、と思う。 予防注射は5000円、検査は4000円。再診料が600円。 これはATUには内緒。 実は同居猫作戦の準備の一環なのだ。 ATUは未だ、麦の淋しがりやを深刻には受け止めていないので いまは多分反対するだろうから、下調べや準備は内々にやる必要がある。 麦が来た猫とうまくやっていけるかどうかとか、 来た仔がここで慣れてくれるかとかも、未だ分からないことだから。
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