愛する猫『麦』は、噛み猫だけど、寂しがり屋。 そして、すこし心が曲がってる。 ゴロゴロいうのもほんの少し。 思わずゴロゴロいってしまってからバツ悪そうに噛みに来る。 これは、心を許す快感に思わずハマッタ自分への いらだちのようなものなのか? 多分、野良猫の仔で家の中で育っていないらしい麦は、 最初、家の中にいるよりベランダにいる方を好んでいた。 お母さんと離れた時のショックが強かったらしく、 いつでもピンクのタオルに顔を埋めていた。 多分ショックだと感じて性格が歪むくらいカシコイのだろう。 なまじカシコイから、遊ぶ時も簡単にはいかない。 麦のメニューには鬼ゴッコやサッカーゲームがあって、 麦は自分でルールを決めている。 代わりばんこにアルミ箔ボールを投げ合うキャッチボールまである。 鬼ゴッコも全身で一緒にやらないと満足してくれないから遊び相手は大変。 夜も暗いと恐がってダメ。 遅くなる時は電気着けて出掛けるようにしているし、本当に淋しがる。 そこで、わたしは密かに麦の友達を画策している。 ATUは反対しているけど、なんとかしたいと思っている。 麦が神経質なので、おっとりした雑種の雄猫の赤ちゃんがいいな。 2匹飼うのは大変だけど、多分相性さえクリアできれば 麦にとっては、遊びんだり、話す相手ができて良いような気がする。 ほんとうは外で伸び伸び遊べたら一番よろこぶんだろうにな、 でも、いろいろ危険なので、それだけはできない。
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