消防団長 隠居日記
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2002年04月30日(火) |
気合だ!キアイー!! |
操法のことを、もう少し。
操法で一番大切なことはなにか?それは規律です。ここでいう規律とは、動作のことですね。まわれ右とか敬礼とかそういう動作の正確さというか、きびきび感というか・・・。
例えば、きおつけ。学校でやるきおつけとはちょっと気合が違います。 きおつけは、まっすぐ前を見てあごを引き、指はそろえて伸ばし、中指がずぼんの折り目に沿うように伸ばす。 とか、休めのときの、爪先を開く角度は60度、足のあいだはこぶし1つぶん。だとか・・・。こういうことが、ミリ単位で要求される世界なのです。
だから、もちろん操法でホースを伸ばしたり、ポンプにホースを取り付けたりする手順も事細かく決まっていて、しかもきびきびやらなければいけなくて、3人がそろって行動するときは、動作が揃ってなきゃいけないわけで・・・。まるで、早回しのビデオに写るロボットなわけで・・・。 わかるかなあ・・?つたわってるかなあ?この異常な世界が。
異常な世界といえば、田舎の方に行くほど操法に気合いが入っていて、農業の地区などでは操法の選手は、その年の田植えは他の団員がやってその間も選手は操法の練習にあてるんだそうで、ホントかよって感じ。
まあ、うちの分団はこの地区でも珍しいほどのゆるゆる消防団、笑顔の絶えない消防団なんで、あんまり練習にも気合が入ってないんだけどさ。
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