ひつじの日記
霧島羊子



 2/3の本物と1/3の偽者

本物であるか、偽者であるか。
女であったら死活問題なのが、胸。
チチです、チチ。
先週、友達が脚本書いている劇団のお芝居を
見に行った帰りに新宿で御買い物をした時の事です。
一緒に行った浅倉もぐらさん(仮名)お勧めの下着をPJで試着しました。
……凄い、の一言です。
結局お値段も手ごろだったので買ってしまったのでした。

そしてその下着をつける日が来たのです。
今日。

1/3の偽者、でも偽りありの私の胸。
2/3が本物かどうかも怪しい私の胸。
見事な谷間ができていました。

この胸に引っ掛かった男が居たとしたら、
御愁傷様、と言うしか無いくらいのできばえ。
パットじゃ無くシリコンだか水だかなので
プロテクターなみの重さ。
落とすとドスンと音がします。
握って見たら女だったら偽者だと気付きそうな感触。
でも男は気付かないんだろうな、脱いでみるまで。

取りあえず、ずれて谷間がなくならないように気をつけながら
一日が終わりました。
……これが100パーセントミートだったら言う事なかったんだけどな。

2002年04月03日(水)
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