カンラン 覧|←過|未→ |
えぇがいに(←《広》いい具合に。いい感じに。の意。)タイマーが作動するようになってるんでしょうか? うちのお母さんはピッチを壊しました。 厳密に言うと,もう長いこと壊れてたんですが・・・ いっこ前に使ってたピッチを壊して (注:この人はいっこいっこ確実に壊して前へと進む。) カラーに機種変してまだ間もない頃, どんな風にいじったのかアンテナに重症を負わせました。 で,正しい対処法としてはまず修理に出すのでしょうけれど・・・ そこは彼女,自ら潔く撤去作業に乗り出し市販の携帯用アンテナを設置。 まわりの者が予想した通りのフラフラ,ユルユルな状態を創りだしました。 アンテナとして機能していたかどうかは今となっては謎のままですが, 通信中にぼんやり儚げに灯る青い光に満足はしていたようです。 そんな状態で年を越すかに思えた彼女のピッチですが, ついに自ら充電されることを拒否。 体内にわずかに残ったチカラで2003年を迎えました。 体を張っていろんな伝説を生み出してきたお母さんのピッチは今年ついに三代目へ。 確実に時代は流れております。 今はすっかり主流となった折りたたみ。 その新しく美しく今風な容姿に 今までややこしいからと言って敬遠していたメールのやりとりにも前向きなご様子。 大嫌いなぶ厚い説明書をめくりながら日々勉強しているようです。 人間,気分の切り替えひとつで変わるもんですね。 昨日はトゥインクル・ライトっていうのの色設定を変えてみたそうです。 家族からかかると青白く, それ以外だとオレンジ色に光るんだそうです。 (音も違うらしい。) それからもうひとつ。 待ち受けに大きい表示でしかもかわいい時計を設定したんだって言って 嬉しそうに見せてくれました。 (お父さんも私も1分間,ゼリーみたいにぷにぷにと数字が変わる瞬間まで待たされた。) 娘は驚いてますです。 これからはときどきメールを送りましょう。 パソコンではなくピッチにね。
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