カンラン
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2002年09月06日(金)




なんとも腹立たしいお話。



残暑を追っかけまわすかのように躍起になった蚊に刺されました。

私も血の通った人間ですから,

そりゃ,刺されることもありましょう。

まったく刺されない年というのはないでしょう。




問題は,どこを刺されるか,ということです。




刺すなら普通に腕や脚にしてください。

かゆければ簡単に掻けますし,

薬だって簡単に塗れます。

そう気になりません。




一番やめて欲しいのは顔。

特に目まわりです。

私自身,経験はないのですが,

まぶた周辺を刺された人を見て,

あれだけはイヤだなぁ・・・と思ったことがあります。




で,今回私は一体どこを刺されたのかというと,

おしりに2ヶ所,左の薬指の関節に1ヶ所。

おしり,なかなかぼりぼり掻くわけにいきません。

指の関節,しわのより方に無理があります。

気分悪いです。

刺された状況もまたこにくたらしい。




それは昨夜トイレに入ったときのことでした。

突如おしりにかゆみをおぼえて

「あれ?」

と思い,左手でおしり周辺をさすってから手を戻したところ・・・

薬指の第二関節が見る見るうちに,ぷくぅ。

からだをめいっぱいひねっておしりを見るとぷくぷくぅ。

2ヶ所刺されて,しかもひょうたん型につながってる。




つまりその蚊は,ほとんど動かずして3ヶ所もの血をごちそうになったわけです。

なんともくやしい。




そもそも人の血を吸うということは,

「人にたたきつぶされても構わない!」

という覚悟を背負って行うものじゃないでしょうか?

ちょっと大袈裟だけども。




それなのにこの蚊ときたら!




けど・・・たしかにいい手です。

かしこいです。




人目につかない場所を刺し,

そこを掻こうとのびてきた手を刺す・・・。




夏が去りつつある季節の晩年めいた蚊にとって

体力温存の点でこれにまさるテクニックがあるでしょうか。




私ももし蚊になるようなことがあれば,

ぜひとも覚えておきたいテクニック。




そんなことを考えながら,昨夜はながながとお風呂に入ってました。







あ,言い忘れましたが

結局あのしましまの蚊,たたきつぶしました。




・・・やっぱり蚊にはなりたくないですね。




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