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2005年04月23日(土) 絶対服従命令…その19/第一回目プレイ<エドゥアルトの服従ランクABC.>

 22日の12時少し前に佐川のおっちゃんが届けてくれました。
 
 今回到着したのはアキバブックスさんのとこから購入した分で、キアとエドゥアルトのテレカが特典です!一番欲しかったといえばコレですね。

 しかし、テレカの値打ちは海外では妙に高騰してるらしいが、日本では肝心の公衆電話が減っているというのに、未だに特典にテレカ、というのはどういう店の了見からだろうか、とよく仲間内で話す(いや、全般的にね、テレカってのが多いですね、記念テレカ、とかね)。
 私も去年は新選組!のテレカを記念で購入してしまったりしたんだけれども、これだよ、一体どこやってしまったかなあ…。テレカは使わないのですぐ失くしてしまうんだよな〜…ああそうだ、ジャス学熱血青春日記2が出たときの特典テレカ、あれだけは何故か未だに大事に手帳にはさんである…。そしてジャス学はやはり私にとって特別なゲームで…(ココで語らんでよろしい)

そーだなあ。記念ってそういうことなんだな、要するに。
そういう記念すべきゲーム、特別なゲーム、にしたいわけである。「絶対服従命令」を。


さてさて、前置きはさておき!初プレイです!
 その記念すべき最初のターゲットは…もちろん(うちのサイトで勝手に私が一人で盛り上がっちゃってて申し訳ないのだがともかく)キアの依頼書6番目のエドゥアルト。
 順番じゃなかったのなー、何番から落としてもいいみたいだ。なので私は即エドゥアルト行ってみました。時間切れってのがあるけども、多分アレじゃないのかな、アリーとかは旅行に来たかなんかの状況で、ターゲットにするにも時間制限がってことなのではないか。


しかしハタ、と気がついたことがありました。
このゲームは、ターゲットは始めから決まっているので、途中で誰かほかのやつとくっつきそうになるのでは、とか、いらぬ心配はせずともよいわけですね。
 自分は何かをせねばいけない、どこそこで何々をもらってこなくちゃ話が進まない、とかいうのもない。ただただプレイヤーが参加できるのは、選択肢の箇所だけである。しかも文章は三人称。プレイヤー自身がそこに介入できる余地は、選択肢を除いて、全くない。

 それでも。何故かしら、必死でPC画面にかぶりつき、字面を追い、画像を入念に見回し、ヘッドホンで耳が痛くなるほどぎゅうぎゅう耳抑えながら必死で声を聞いてる自分がいる…。


何なんだコレは?




はっ…。





(意味ある空間)





ああ…ひょっとして、これがBLゲーってやつ?
(初体験初体験)






…ともかく。どうやってターゲットを落とすか。キアはどんなふうに押してくるか。エドゥアルトのストーリーはどんな感じなのか…それが肝心である。とにかくレッツトライです。



 いやーまいりましたよ。第一回目プレイ終了でいきなり服従ランクA出してしまって。なんじゃー!マジ簡単やんけーっ!こんなので長く遊べるだろうか??(ちょっと不安になりました…)

 選択肢は、とにかく、目線を逸らさない、逃げ出さない。最後は祭壇でキアに犯してもらえばOKです。…って、そんな簡単にいくのか?
 依頼人が不明ってのがこのエドゥアルトシナリオ最大の謎なわけですが、これを明かすには、とにかく祭壇で神様の前でキアと結ばれないといけないようです。それが解けたらランクがAになるはず。どうも、依頼人が誰だったかわからないとランクはBになるようなのだが…

 
 いやあ〜とにかく、キアが素敵です!キアの声が、と言おうか。エドゥを神には渡さない、なんてって…歯の浮くようなセリフですなあ。しかしまたコレがええのだなあ。言われてるエドゥアルトが羨ましくなったりして…。
時折激しく真剣な声で「神を捨ててオレを選べ!」なんていう。織田さんの声がも〜セクシーすぎる。キアの思いが、ただのターゲット相手でなく、真剣な恋の相手に向かっているのが伝わってくる。



(なるほどなあ…こういう風に楽しむものなのか?BLゲーってのは。まず主人公キャラに入れあげる、声優さんの声に聞きほれる…しかし、それじゃゲームって媒体じゃなくてもいいはずで、CDドラマやアニメでええのでは)


 エドゥアルトの声優さんは、喋ってるときは耳障りあまりよくないのだが、こういうBLゲーだ、ホモゲーだ、ゲイゲーだってのは、「そのとき」あの声が出ればそれでよいんで。演技もへったくれもない、ちゃんとあえいで、


キア:オレの名前だけ呼んでろ。



…そうそう、それでいいんです><。。あえいでる時の「キア」の、ア、の音がよかった(音声学の話ですか)。時々声が高いところでつぶれそうになるのがハラハラします、別の意味でこっちまでイキそうになります(私だけか)。力入ってるなあ。声優さんってのは改めて大したもんだなと感心する。



キアの母の話も出てきて、キアの身の上も少し知れる。


 しかし私が好きだと思ったのは、ランクBがついたシナリオで、それは祭壇でHしないのね、部屋で抱いて…とか、もうめちゃくちゃ色っぽいエドゥアルト(こいつ…これでも本当に一度は坊さんになりたがった男か!?などと、ひざを叩いて喜ぶ腐女子約一名)、キアにお姫様抱っこされて(普通Hの前はそうだろう〜抱きかかえられてとなったら)部屋まで…GO TOベッド、
のシナリオである。

 一回目にプレイして、いきなりAがついてしまって、それがあまりにも…まあ、なんていうか、明るい未来、を示すようで、いいのか悪いのか、もう少し禁断ってヤツを楽しませてくれよ、な私には、うーん、それは果たしてどうか、なエンディングでした。いや、一番明るくて元気で…いいエンディング、いわゆるゲイのハッピーエンド、なんですけどね…。
 
 でもBランク時のエドゥアルトのほうが、短気なキアのじれったさとか、すごくよかったし。神か自分かどちらかを選べ、とキアに攻められながらも決めかねるエドゥアルト、こっちのほうが、恋人たちのやるせなさとか切なさがよく出ていたと思う。見ていてたまらなかったのだけども。そして依頼も中途半端な形で終わる。エドゥとキアの禁断の仲はそれでも続きそうな…(同人誌向きなのは一体どっちだろうなー) 






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 ランクCがついたシナリオは、あっさりエドゥアルトがキアの手に落ちてくるので、これはまたあまりにもあっさり過ぎでおかしい…と思っていたら。最後が…こんな終わりかたってあるか。
 キアの悲しい声が聞いていて辛かった。神を責める言葉も聴いていて辛かった、こんな形で愛を取り上げるなら、愛に出会わなかったほうが良かった(サウザーのような)と嘆くキアが…ああ、できたら、こういう終わり方はして欲しくないもんだな…でも、聖堂、修道院、とか神学校には、何となくもの悲しいイメージがあり、考えなくもなかった終わり方ではありました。



 キアの死んだ母に対する思いや、身の上なども少し伺い知ることができた。母を奪った神からエドゥアルトを奪おうと、挑みかかるキア。でも結局このCランクのシナリオは、自分も神に圧倒され、押しつぶされそうな、珍しく苦悩するキアの姿があり、それも中々よかったのだけどもね。


 神の偽善の愛、とキアはしょっちゅう言うようだが、人間の手にまみれてる宗教では、そういう風にしか見えないものかもしれない。神の考えはちっぽけな人間ごときにわかるもんではないし。

(…この点、実はすごく考えながらプレイしました、このエドゥアルトのシナリオ。エドゥの宗教上の葛藤は私にはよく伝わってきました。A〜Cまでのランクに関わらず、シナリオ作家さんはよくこのシナリオを書いたものだと思う。出来不出来をどうこう言うのではなく、度胸あるな、と思いました。Aランクのエドゥアルトは最後、元気よく修道院を出るんだけども、言ってることがちょっとマテ、ってな部分がありました。「神がいなくても僕らは生きる」って最後のほうのセリフは余計だったんではないか、と、ちょっと引っ掛かりました)
 
 ま。エドゥアルトシナリオは、全体そんな感じで「神に勝てない、でもエドゥを諦めたくない」…そんなキアに、エドゥアルトが「また来て…(そして抱いての意味を含?)」と言い、ああ、この二人の関係はまだまだ禁断・秘密の恋なんだわ、と、退廃的なムードで終わる中途半端な(しかしまだまだ続きそうな)Bランクのシナリオのほうが、いかにも、な感じで私は好きだ、という話でした。



…ちょっと待てよ…本当にこれだけで終わりだろうか?別ルートがあるのではなかろうか…ああ、コレは恋愛アドベンチャーゲームではないんだったな…マルチエンディング多数用意、ってわけではないのか??


イベントもCGもチェックした。結構エドゥアルトはCG出てました。



…そのあと実はルイーズでヴェルナーターゲットでやってみたんだけども、あっさり玉砕でした><ちくしょ〜〜〜><。。。
今夜こそ落としてやるからな〜〜><




…と、いよいよ始まりました、ゲーム本編のプレイ日記。
こんな調子で好き勝手書いてますので、またよろしくです。






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