キャスト発表の廃止についての説明。
もっともらしいが、この文章にはどうにもこうにも拭えない違和感がある。
「このサービスには看過できないマイナス面が数多く見られるようになって参りました。キャスティングについて『あの俳優を使うな』という、いささか脅迫的なメールやお手紙を頂戴するようになったことです。」
これはサービスの欠点ではない。 テレビタレントや作家ならこの程度の嫌がらせを受けるのは「想定内」だと思うが(知名度が上がればバカにも知られる確率が上がるというだけの話)、四季だけはこの手のリスクに無縁であらねばならないのだろうか。 これは推測だが、ここで挙げられている件に該当すると思われる某キャストは、実際に舞台を見た客があまりの酷さに投稿したケースだったはずだ。 それをキャスト公表制度のせいにするのは、筋違いもいいところである。 公表なんかしなくても、ダメなキャストがいれば客は「何月何日にあの作品のあの役をやってたのを使うな」と投書するだろう。 その辺はどう考えてるのか。
「(もしこれがご本人の観劇とすると、いささか正常でない観劇態度ではないでしょうか)。」
チケットの転売を防ぐ、というのは重要だが、こういう言い回しを平気でしてしまうところが四季っぽい。 なんだよ、正常な観劇態度って。余計なお世話だよ。 「出演俳優の情報が必要な方は」っていう言い回しも上から目線ですよね。
「劇場にお越しになったお客様に、その日の出演者をお知らせするキャストボードやキャスト表のご用意も継続いたします」
むしろこれを継続する意図がわからない。 作品そのものを楽しんで欲しいなら、これも不要ではないのか。
「四季の舞台に出演できるのは、作品の求める水準をクリアした、レベルの高い俳優だけです。」
現実問題としてそうでないケースがあったからここまで紛糾したんじゃないのか、と言いたい。 それに関しては反省も何も全くない。
全体に、「チケット転売の防止」を主目的に掲げながらも、客の観劇態度にワクをはめたいという意図があるから、なんかおかしな文章になっている。 それでも、オペラ座を握られているからなあ・・・orz
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