早瀬の呟き日記

2005年03月27日(日) 「デモクラシー」とハッピーエンド

ル・テアトル銀座に見に行ってきました。西ドイツ首相ブラントの秘書が東ドイツのスパイだったという実話に基づいた芝居で、男優のみの政治裏模様は永田町Juneが好きな人やスーツ好きな人にはオイシイ作品でしょう。
えー・・・面白かったか面白くなかったかと言われると困るんですが(汗)鹿賀さん&市村さんを見れただけでもいいやっつーか、いかにも野中●務なヘルベルトとか上様こと今井朋彦氏の美声とかは良かったです。・・・が、イギリスの芝居はシェイクスピアの伝統があるせいか台詞が長い! とにかく長い! 個人的にはもっと台詞減らしてテンホ゜を早めてくれ〜と思いながら見てました。なんてのかな、ストーリーとドラマって違うよなあ、と自戒もこめて考えたり。
・・・ま、正直前半は退屈です(笑) 寝てる人もちらほら。休憩入ったとき「まだあんのかよ・・・」と思ったし(笑) あと、台詞命の芝居であまり声の抜けが良くない俳優使うのはどーかと思う。もしかしたらもっと小さい劇場の方がいいんじゃなかろうか。
うーむ、ネタ的には好きなんだけどもうちょっとどーにかならんのか、つーのが正直なとこです。

ところで、「ハッピーエンド」とは何でしょう?
現在BLにおいては「ハッピーエンドでなければならない」という規定があります。「君を愛してるよ」「僕もだよ」でエッチでもしてりゃ「ハッピーエンド」なんでしょうか。両想いでも結末が遠距離恋愛の場合はどうでしょう? 心中も考えようによってはハッピーエンドでは?
思うに「ハッピーエンドでなければならない」とは、必然的に一定のストーリー展開を要求しているのです。そして「形式が内容を決定する」という小説の本質に従うなら、そのストーリー展開に合わせ文章レベルもまた規定されます。例えば、後藤明生の文章でハーレクインロマンスが書けるか?大西巨人の文章でセカチュー書けるか?ということですね。
そうそう、私が考案した「エンタメ作家適性検査」を紹介しましょう。
■どのシリーズでもいいので「水戸黄門」1話分のプロットを書きましょう。条件は
●メンバー全員に見せ場を作ること
●印籠で事態を最終解決すること
●人死には出さないこと
これを簡単にこなせる人は、かなりエンタメ作家の適性があるでしょう。

注:本気にしないで下さい。


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琳 [MAIL]