近所には野良猫が多く、水を入れたペットボトルには何の効果もないとさんざんテレビで検証しているにもかかわらず近隣家屋にはまだ何本も置いてある。 こうなるともはやおまじないである。 そんな折、猫のナンパを目撃した。 黒猫と茶猫が見詰め合っている。睨み合っていたのかもしれない。茶猫は明らかに黒猫を狙っていた。ちょいちょいとちょっかいを出したがる。 「お嬢ちゃん、つれなくすんなよ」(推測)という感じ。 黒猫はその前足をよける。脈なしかな?と思ったそのとき、前足出すこと三回目にして茶猫は早業で黒猫に近づき、背中に乗って首筋を啄み始めたではないか! 黒猫は拒まない。これはまさにボーイズラブ。 「捕まえたぜお嬢ちゃん」(推測) しかしもっと瞠目すべきは、その茶猫の尻のあたりを狙っているもう1匹の茶猫である。あんた、ケツ狙われてますから!残念! どれも性別は不明である。 この後黒と茶は交尾でもして生殖に勤しむのであろうか。あるいは茶その2の存在が2匹の関係を危うくするのか。 てゆーかお前らほんとに性別どっちなんだ。 猫が増えないためにはこの種のナンパ行動を邪魔すればよいのではないかと思い至ったのは、いつまでも観察していると変な人に思われてイヤだなあ、とその場を離れてのことだった。 でも猫のナンパを邪魔する大人の姿というのもちょっとアレな感じである。
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