早瀬の呟き日記

2004年04月13日(火) 「エリザベート」

4/13のソワレ、性懲りもなくまた風邪をひき、げほげほしながら行ってきました。何しろE列なのです。逃す訳には参りません。
今回、振付や舞台装置、曲目まで変わっていることを事前に知り、ちょっと不安でした。「エリザベート」は初演でもう完成されていたようなもので、初演のインパクトが圧藤テ的だったのでいじって欲しくないなあと思っていたのです。
結論から言うと、「初めて見る人にはこれでいいだろうが、私は前の方が好きだ」です。
まず、舞台装置。金かけるとこと手間かけるとこを間違ってます。歴史ロマンに電光掲示はいりませんし、リアルにすればいいというものでもありません。抽象性がなくなって、幻想的だった場面がことごとく普通になってしまいました。閣下(今回は山口閣下)が余裕ぶっこいてチェス盤と共に登場するシーンがなかったし、「最後のダンス」で見栄を切る階段がスケールダウンしてんのはいかがなものか。振付も大島氏の妖艶さや迫力に及ばず、トートダンサーズのインパクトが低下(衣装がシンプルになったせいもある)。「闇が広がる」の絡みの色っぽさも減ったし、ルドルフの自殺を手ずから導くシーンがなくて物足りない。全体に耽美色が薄くなりました。
ナンバーは予想どおり「夢とうつつの狭間で」が削除。まあ削っても支障はないんですが、初めて聴いたとき泣いた曲だったのでかなり残念です。新曲の「私が踊る時」は、あってもいいかなって感じですか。あ、ゾフィー皇太后のソロはいらない(笑) ちびルドルフの出番が増えたのは良かったですね。しかしあんな難しい曲、よく子供に歌わせるなあ。
ラストをこじんまり終わらせたのは、もったいないと思います。ロマンスでいーじゃんか(笑) まああれだと冒頭との繋がりがないですけども。エリザベートが手を差し出して閣下がキスするとこ好きだったのに・・・閣下の衣装も最後は白がよかったなあああ(溜め息)
なんて文句ばっかり言ってますが、キャスト陣はとても良かったです。パパの歌唱力がアップしました(笑)し、一路さんのエリザベートはおてんば度上昇で、存在感ありました。ルドルフは浦井健治君で、声質が井上君より好みです。フランツ鈴木氏もいつものように真面目というか気の毒というか(笑)イヤ実際フランツの方が大変ですよ。小説にするならフランツですね。
私も含めリピーターが多いせいか客席にミョーに一体感がありました。
そして5月は内野閣下です。


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琳 [MAIL]