早瀬の呟き日記

2003年10月11日(土) 市村正親30周年記念リサイタル オモチャ箱

リサイタルですよリサイタル! この世でジャイアンしかやらないと思っていた「リサイタル」なのですよ。
ということで、行ってきました。
何を隠そう、ワタクシ中学生の頃からイチムリストでございまして(勿論山口さんも大好きでしたが)、濃ゆい趣味の中学生でした。
舞台は巨大な(シアターコクーンはとても天井が高いのですね)オモチャ箱を模したセット、その蓋が開いて中からタキシード姿の市村さんが顔を出し、ご挨拶と「ようこそ劇場へ」(『アプローズ』)を歌います。
すごいオモチャ箱です。もし子供がこんなオモチャ箱を与えられたら、グレるかもしれません。
で、箱が左右に開いてバンドが現れ、爆笑必至のMC(今だからできる四季時代の話はエライ面白かったです/笑)を挟みつつ、市村さんが過去演じてきたミュージカルのナンバーが次々と披露されます。 「ヘロデ王の歌」、市村さんで聴けて嬉しいわ〜。四季のヘロデ王のイメージは市村さんが固めたような感じしません?(笑) そして、なんと「エレファント・マン」のワンシーンも演じてくれました。いやー藤原竜也くんも年の割には上手かったと思いますが、市村さんのジョン・メリック、やっぱりよかったです。ほんのちょこっとなのに、胸に来ますね。舞台で見たかったなあ。「ありのままのわたし」(『ラ・カージュ・オ・フォール』)も好きな歌です。
第2部のダンスヒストリーでは、黄色いゼッケン(01って書いてある/笑)のラッパーな格好でラッパを持って登場。こんなベタなギャグ(しかも「ラッパー!」って叫んだ)が許されるのは市村さんだけでしょう。お客さんの手拍子&合いの手でラップ、そして踊る踊る54歳。うーむ、年齢不詳だ・・・。
そしてそして、「オペラ座の怪人」メドレー! 暗くなったステージに何十本という(後に判明したが30本)キャンドルが浮かび上がり、あのオーヴァーチュアが流れると、私は、十年ちょっと前初めてこの作品を見たときと同じぞくぞく感に捉えられました。「オペラ座の怪人」を見てから舞台に行くようになりましたし、3ヶ月のロングラン中3回見に行って、親に怒られたのも懐かしい思い出です。そのときにはもう山口ファントムだったのですが(若いしかっこいいしで、クリスティーヌがラウルを選ぶ理由がわからなくなるファントムだ。あ、佐野さんも石丸さんも好きですよ私)、CDが市村さんだったんですよね。誰だろう、と思いつつ、その一度聴いたら忘れられない特徴的な歌い方(←苦笑い)に惚れまして、今に至ります。
今日聴いても、CDのまんまでした!(爆笑)「んざっふぁあああんとむ、おぶじっおっぺっら、そぅお〜♪」っての(笑) エンジニアも当時のまんまで「あああめりかん、どぅりぃぃんむっ♪」(笑)
何でも、最初にオーディションを受けたのはラウル役だったとか。当時39歳。それはそれで凄い話です。で、「僕は一生懸命やりました。ただ、一緒に受けた相手が悪かった・・・」 ここで、知ってる人は爆笑。そう、山口さん(笑) 「口を開かなきゃ二枚目なのに」(BYいっちー)の山口さんです。
市村さんのファントムはもう二度と生では聴けない筈だったので、マジで(そろそろこういう言い回しがキツくなってきたお年頃)嬉しかったです。長生きはするもんですなあ(笑) あー得した。
最後に、30周年だからキャンドルが30本、ということで、「ハッピーバースデー」が観客に強要・・・もとい、観客から贈られました(笑) 「どうぞお気軽にいっちゃんとお呼び下さい」との本人指定により(笑)「ハッピーバースデーDearいっちゃ〜ん♪」
・・・ちょっとこれどうなのよ54歳(笑)
いやー楽しかったです。なんか、ほんとサービス精神豊かな方で、イチムリストでよかったなーと改めて思いました。これからもその濃ゆいキャラを活かした舞台を見せて下さい(笑)
そして、オペラ座の怪人ことエリックさん、早く東京に戻ってきて下さい(切実)


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琳 [MAIL]