鬼束ちひろのライブ・・・というかコンサートに行ってきました。一度も立たず、声も出しませんでした(笑) まあ、そういうライブじゃないですわな、やっぱり。たまーにMC下手な彼女のフォローをすべく(?)客席から声が飛びましたが、逆に浮いてました。だって、しーんとしてるんだもん。聞こえるのは拍手だけ。 ライブって、普通会場近くになるとそれっぽい人がわかるものですけど、鬼束の場合、全っ然わかりません。会場に入っても全然わかりません。性別も年齢もばらばらで、街中の雑踏と同じ様な人種配合なのです。これは驚きました。 さて、「ROLLIN'」で始まり、「流星群」、新曲、「シャドウ」、「LITTLE BEAT RIFLE」(アルバムVer.)、「Our Song」、JEWELのカヴァー、「月光」、「cage」、「シャイン」、と来て「では最後の曲です」・・・って、ええ?!早過ぎないか? 本編ラストの「CROW」にアンコールの「infection」で終演。オイオイ、6時始まりでまだ8時にもなってないっちゅうの! Jさんの長さに慣れた早瀬はあまりの早さに、しかも好きな「眩暈」が聴けなかったので友人とそのままカラオケに行き、鬼束ちひろ尽くしを行ないました(笑) しかもそのカラオケ、何でこんなんがあるんじゃ?!というものもありまして、遠慮なく歌いました(笑) アリオスの「TEMPEST〜夏の嵐〜」が入ってるんですよ! これは歌わない訳にいかんでしょう!! しかも谷山浩子の「王国」も! 見たことねえぞこれ入ってるとこ! おお!「コッペリアの柩」まであるし! という訳で、ひじょーにマニアックなカラオケアワーでしたが大変満足しました。LUNA SEAですか? 歌いましたよ。「Crazy About You」。自分で歌うと感動できないのが残念でしたけど・・・。 長さは物足りなかったけど、鬼束ちひろの歌には満足でした。てか、怖かったです(笑) 歌ってる時、凄い前屈みになって身体を揺らす様はまるで貞子かフリーマン(SNKの格闘ゲーム「餓狼〜MARK OF THE WOLVES〜に出てくるイカレた男)でした。それで物凄く通る声出すんですよ。ぞくっとしました。はっきり言って、Jさんのライブより怖いです。彼女の声が、心の一番深いとこに無造作に触れてくる感じが、怖くて。なんか、取り込まれそうになるんですよ!(笑) 心の奥底に封印した昔の感情が、引きずり出されてしまう。 これは、怖いです。 CDで聴いてるのが(精神的に)安全だなと思いました(苦笑) そして精神が防衛を図ったのか、J×SUGIの話を思いつきました(笑)
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