強いられる看護師 強いられる患者・家族 |
準夜。ターミナル患者が2名。かなり、バタバタした日勤からも申し送り。これで穏やかな仕事が待ってるわけではない。
ふぅ。って思って申し送りを聞くが、ターミナルの人の経過がイマイチわからない。まあ、ターミナルは刻々と状況が変わるんだから、対して経過が重要ではないんだけど。きっと、彼女自身が把握しきれてないんだろう。
点滴の準備をすると、明らかに・・・。聞いても、埒が明かないので、自分で対応しておく。
さて、一応患者さんをちらっと見ておくか。そんな余裕の発言は、その時だけ。
いつも穏やかな先生も何やら疲れ果ててるし。本当に医者って過酷だもんなあ。
気がつけば、便、検温、発熱、疼痛、与薬、傾聴考える暇なし、落ち着いてる人には話すらできず、本当に時間も足りなければ、手も足りない(はず)
ゆっくりと話せれば、出来ない誤解もあり。大変だねって言わせてる面もあり。。。。
申し訳ないです。
消灯以後もターミナル患者さんの対応で記録すらできず。
そんな中、自分の親が伴侶が、知らない姿に、態度になり、くたびれている家族にも上手に説明しきれないところもあり。。。 何年経ってもダメなもんだと。
「一般的でなく、この場合はどうなんでしょうか?」 といわれても、私たちの一存でどうしてあげることも出来ず。その場を濁すだけしか。
はぁ。
申し送りを終えても、ちっとも仕事が終わらない。相手側は23時以後は与勇壮だったなあ(+_+)
ああ。
医者も看護師も患者も家族もどこにも見えない苦悩だけが・・・。
みんなで笑えるときもあるのにねえ。今日は曇りな表情ばかりです。
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2005年03月02日(水)
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