2006年10月08日(日) |
ひとつ、確かなものを |
今朝の「題名の無い音楽会」で、宮川彬良さん(クインテットのヒトね)が、千葉の少年少女オーケストラを率いて演奏しているのを見て、衝撃を受けました。
あの人があんなに面白い人だったということ、
それから、その、少年少女オーケストラがあまりにもすごいということに。
楽屋での彼らは本当にそこらへんにいるようなごくフツーの小・中・高・大学生なのに、演奏しているときの顔といったら、まるでプロです。
ふはーーー。
こんな事言ったら失礼なのかしら?
でも、言っちゃおう。
「とても、小学生とは思えない!!!」
あの、無邪気な素顔の裏に、こーんな素敵な特技(才能)を持っているなんて、なんだかとっても惹かれるわ。
いや、逆か?
あんなすごい演奏をする小学生も、素顔はこんななのね、というべきなのか?
ともかく、何かひとつでも、これは!というものを持っている人は、子供でも大人でも輝いているのね。
フッフ〜〜〜ン、するってえと、ナニかい。
キンカ堂のゲーセンでいつもニヤニヤしながら遊戯王のカードバトルとかしてるオタクな彼らも、これだけは誰にも負けないすごい特技を持ってるってことで素敵な人に任命・・・?!
いやんいやん、それは違うっす(笑)
それから、今日はみのりの親友サキちゃんのピアノコンクールの日でもあり、応援に駆けつけました。
1〜2年生19名が弾いたのだけど、これまたみんな上手でね〜。
同じ曲を、同じピアノで弾くのに、弾く人が違うとこれほど印象が変わるものかと改めて感じさせられました。
やはり、上手な子は、ただまっすぐ弾くのではなく、プロが弾くように情感豊かに体も揺らすのね。
心を込めると、フシギと自然に体が動いてしまうものなんだろうなぁと思いました。
それから、その子の気持ちというか、気質が表れるよね。
こう、強気なピアノと、ちょっとおっかなびっくりなピアノと、みたいな(笑)
音が弱いよりは強い方がいいのかもしれないけれど、ただ強く弾きゃーいいってもんでもないよね。
大学の頃バイトしていたレストランのシェフが、言っていました。
料理にも、作った人の性格が表れるって。
確かにそうだなぁと思いました。
コンクールで受賞したりもしていたS君だけど、何しろ性格がきついと言うか押せ押せと言うか、そんな彼の作るお皿はなぜだかフシギとトゲトゲしていたの。
とてもヤル気と才能に満ちていたと思うし、シェフの秘蔵っ子だったと思うんだけどね。
私にとっても初めてのことだったので、とてもショックでした。
今でもなんとなく、フレンチを食べる時だけじゃなく、ふとした瞬間に彼を思い出したりします。
ちょっと話がずれましたが・・・。
みのりは果たして、どんなことを「特技」といえるようになるのでしょうかね。
恥ずかしながら、今の私には胸を張って特技といえるものはないよ・・・。
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