| 2005年07月11日(月) |
みのりの精神的ダメージ |
今朝、みのりの事をちょっときつめに叱ったら、プチ登園拒否になってしまいました。
朝ごはんももりもり食べ、歯磨きして、
「早くしないとハオハオ終わっちゃう〜〜っ!」
と、とっても元気だったのに。
「じゃ、いこっか。」
と玄関に行くと、
「・・・。」
お腹が痛い、と言うのです。
「気持ち悪いの?」
と聞くと、そうではないと。
「じゃあ、とりあえず保育園に行って、もしお腹痛いのずっと治らなかったら、先生に言って?先生が電話してくれるから、そしたらすぐにお迎え行ってあげるから。。ね?」
と言うも、
「今日はお休みしたい。。。」
と。
そうか。。。
仕方ないな。
「でも、おとうさんとおかあさんはお仕事だから、おうちにはいないよ?」
と言うと、
「おしごと、おてつだいする〜。」
って。
オイオイ、お腹痛い人がどうして仕事のお手伝いするよ!?と思ったけれど、そんなに行きたくないんじゃ、しょうがないね。
こんなこともたまにはあろう。
結局休ませることにしました。
それで、ゆうみだけ送っていって家に戻ると、みのりの元気にはしゃいで遊ぶ声が。
「みのり、今からでも遅くないよ?保育園送っていってあげようか?」
と言うと、急に表情が曇って、
「オナカイタイ。。。」
その会話を聞いていたオットが、私を体育館裏ならぬ、冷蔵庫脇に引っ張っていき、
「みえぞう、さっき、怒りすぎだよっ!?あれ、みのり相当こたえてたっぽいからさ。さっき怒ってた事って、しばらく前のことでしょ?子供だからきっと、みのり憶えてないと思うんだよ。身に憶えのない事で怒られるのってすっごくくるからさ。・・・・・・・。」
と、今度は私が叱られてしまいました。
そうだよね。
私も、前のことを持ち出して叱るのは良くないと思っているんだけどさ。
・・・事の発端は今朝、みのりがすっごく咳をしていたことから始まったんだ。
喉が痛いって言って、すごく咳き込んでるから、
「みのり、キャンプの前の日、プールに入っちゃったからこんなに咳が出るようになっちゃったのかもしれないよ?」
と言ったのね。
実はキャンプの前の日の朝、起き抜けにみのりが
「鼻が詰まっちゃった〜〜〜!」
とひんひん言ってべそかいてるから、
「じゃあ、鼻が詰まってるなら、きょうの水遊びはナシにしようね?」
とお話して、保育園に行ったの。
だけど保育園には前回持って行ったけど使わなかったプールセットが置いたままになっていて、その中にプールカードも入ったままになっていたのね。
私が先生とお話していたらみのりがそのプールカードを持ってきて、先生に渡そうとしたから、
「今日は入らないから、出さなくてもいいんだよ?」
と言うと、みのりはどうしても出したそうなそぶりを見せるから、
「今日は鼻が詰まってるから、お休みでしょ?おかあさんが持って帰ろうか?」
と言ったのだけど、それでもどうしても提出したかったらしく、先生も、
「出してもいいですよ〜。」
と言ってくださったので、その日の欄には未記入のまま提出したのね。
なのに。
その日、お迎えに行くと、なぜかプールバッグを持って帰ろうとするみのり。
そしてどうやらそれは使った形跡が。
「みのり、プール入ったの!?」
と聞くと、
「う〜〜〜ん。。。」
と。
「なんで?今日は入らないっていったじゃん?」
と言っても、
「だって、はいっちゃったんだもん。」
て。
もう入っちゃったもんはしょうがないから、その時はそれ以上何も言わなかったのだけど、今朝になって喉が痛いだの言うし、必要以上にゴホゴホ咳き込むみのりを見ていたら、あの時の不完全燃焼気味だった気持ちがよみがえってきてしまって、ついついねちっこく責めてしまったんだよね。。。
さっきも書いたように、ずっと前のことを思い出したように持ち出して叱るのはタブーだと思っているし、オットの言うように、みのりにとって4日前のことなんて全然記憶に残ってないんだろうな、ということもわかる。
叱りながら、ちょっと言いすぎかな?と思っていたから、みのりが
「オナカイタイ。。。」
と言った時には、すぐ、
「あ、仮病だな・・・。さっきのことが尾を引いてるんだろうな、きっと。。。」
とピーンときた。
帰りの車で、みのりに悪いことしちゃったな、ってものすごーーーく反省して帰ってきたんだけど、玄関に迎えに出てきてくれたみのりは、全然何事もなかったかのようにあっけらかんとしていて、私はホッとしたのでした。
すごく反省していることをオットに伝えると、
「全然気にすることないんじゃん?みのりだってもう気にしてないみたいだし。保育園行きたくないって行ったのは、
たまにはこういう日もあっていいんじゃん?」
と言ってもらって、またかなり気持ちが楽になった私でした。
あーあ。
おかあさん業を始めて5年。
まだまだ全然ダメな情けないおかあさんだけど、みのり、これからも宜しくね?
こんな私が3児の母になろうと思えたのは、傍で私を支えてくれるオットがいるからこそです。
叱っては自己嫌悪を繰り返す私と、私にジメジメ叱られて凹むみのりの、2人の心のアフターケアをしてくれてどうもありがとう。
感情的に叱らないお母さんになりたいなぁ。
|