For always・・・
かわいくも、うっとおしくもあるムスメとの日常。
ありふれた生活です(^^;

2002年03月18日(月) 半年ぶり

みんな、こうなのかな・・・?

朝ご飯食べてからずっとぐずぐず言ってて、食器をかたずけるのにも、歯を磨くのにも、洗濯物を干すのにも、ずっと後をくっついてきて「抱っこ、抱っこ」で。

みんな、もっと一人で遊んでくれたり、テレビを見ておとなしくしてくれてたりするんだけどな・・・。

・・・なんか、朝からイライラするな。
イカンイカンと思いつつも、気持ちが立て直しできない。

普段は、
「みのりって、ど〜してこんなにかわいいんだろ〜。」
って思えることでも、今日みたいに訳も無くもやもやしている時は
「他の子は〜なのに、どうしてみのりは〜できないんだろう・・・。」
と、みのりをネガティブにばかり見てしまう。

こんな自分が嫌だ。

今日はメイクもしたくなかった。

どっぷりブルーになりたい気持ちがした。


彼岸の入りなので、秋以来、閉じたままになってたお仏壇を開き、掃除した。
ほこりを落とし、調度品やまわりを水ぶきすると、さっきまでうっすらとほこりをかぶっていたのが嘘のように黒々と光っていた。
黄金色の蓮の花と黒檀のコントラストがとても美しく、なんだか敬虔な気持ちになった。

一心に磨いているうち、さっきまでの心の霧ははれていた。

昔の人は今を生きるのに精一杯で、現代のように息抜きをするひまもなかっただろう。
朝起きたら井戸で水を汲み、薪で火をおこし、ご飯を炊く。
川で洗濯して、畑に立つ。

今みたいに水道をひねれば水が出てくるわけでもなく、炊飯器も洗濯機もない。
私みたいに疲れたといってはごろごろしたり、ストレスがたまったといっては洋服を買ったり、スキーに行ったり、海外旅行に行ったりなんて・・・。

水を供え、お経を唱え、しばし無心になる。
今のように趣味もないそんな時代、仏様と向かい合うひと時がもしかしたら人々の心を癒していたのかもしれない。

きれいになった仏壇とすがすがしい気分になった自分を見つめて、ぼんやりとそんなことを考えた。
きっと、宗教って今で言うカウンセリングみたいなものなんだろう・・・。



Tちゃん、出産オメデトウ!
今日、はがきが届いたの。
よかった〜、無事産まれて!
元気な男の子に、早く会いに行きたいな。




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