黒武日記
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 色々あよなあ〜
2006年04月24日(月)

 はい。自分の軽薄さを感じない日はありません。勤勉って何?みたいな・・・。ヤバイ・・・ヤバイよね。
 ダ・ビンチとミケランジェロだのの伝記っていうかなんやらな20世紀初頭のロシア人らしき人間の書いた小説をよんでしまって・・・。上下巻もあったり・・・字も案の定モノスゴイ細かいのに・・・読んでしまって・・・。何だか落ち込んだ。図書館でビンチさんとミケランジェロの別個で書いてるものとかも読んでたんですが・・・。ミケさんは、生意気で自信満々だけど小心だったり家族に振り回されたり、実際であったら「愛されない」とか書いてる人間にまでいわれていてさ・・・天才に違いないだろうけど生活はそれほど理解できない人間でもないというのが世の中の流れのようでした・・・。親兄弟の金の無心やら親がボケて「息子に追い出されたじゃ〜」と街であることないこと叫んだり、そんな被害妄想を自分もオヤジから受け継いでいたり・・・容姿にコンプレックスがあったり・・・人間してるんだよなあ・・・。ひねた性格なのに男女とわず美人が好きで中身を見ようとしなかったり・・・。詩をかいたり、ラテン語やギリシャ語も解するとかも自慢だったらしい・・・文型か・・・。その逆でビンチさんはラテン語もギリシャ語もできなかったらしいよ。発明王だし解剖学の先をいってるとかとあわせると超理系?この人はホントなんなんでしょうかね。コレが欠点ですよってのは、物事を完成できないくらいで、あと無いんじゃないですか?どいつもこいつも嫉妬でもしないかぎり彼はステキだと褒めちぎってやんの。やることなすこと正直いって不気味でちょっと怖い・・・いやかなり怖いと絵を見ても発明や解剖のスケッチを見ても思うんだが。今、現代ならさ〜別に怖いとか言われる筋合いない事も含まれてますが、ビンチさんの時代かと思うと相当じゃありませんか?でも、その不気味さがたまりませんね。昔、ビンチさんは実は魔女である母親がつくったモムンクルスだっていう短編を読んだことがあるんだが・・・スゴイイカシテタ!!と今なら思う。もお、記憶すごい曖昧。初期ルネサンスの錬金術師パラケスス?だとかいう人がビンの中に小さな人造人間を作りましたよって話があるらしく、ルネサンスとか錬金術とかあながち時代がごちゃごちゃという事もなかったのだなあ〜と思ったり。ビンチさんは私生児でビンチ村の良いとこの息子さんが田舎娘に生ませて子供だけ引き取ったという子供らしいんですな。時代やら考えたらそれほど気にするもんでもない出生(むしろ父方では可愛がられてたみたいだからいいんじゃ・・・)なわけですが、どこか謎めいてるというふうにかけなくも無いという。そして、ビンチさんはボッティチェリのなんだかの絵でモデルだとか言われてたりするぐらい美しかったそうで・・・。それはもお、みんな褒めちぎりすぎで。亜麻色の髪(と、ヒゲ)で水色の瞳をしており背が高くすばらしい体格なんだとか。顔も女性的な美しさを持っており手もほっそりとして美しかったらしい・・・。子供のときから冷静でその冷静さが常であり対象を無機質に見つめることができる。とか妊娠五ヶ月の胎児のスケッチってのが有名らしいですが、生命の誕生に興味深深だとか。あんなに美しかったのに在るときから急速に老けておじいちゃんになるのが早かった。といった要素をオカルトに味付け変換してたホムンクルス版。それこそ上下巻くらいの量で読みたい。
ロシア人?が書いたと思しき小説もそうとういかれてましたがね〜。みんなビンチさんが好きすぎてどうかしてしまう話だと思った。弟子達が先生に振り回される話というか・・・先生の内面が語られると言うよりは弟子があれやこれや勝手に惚れたり、反キリストだ!!とビビったり、好きすぎて逆らわずにおられない弟子とか、ソイツを先生の悪口いうから嫌いだ!とか思ってるのに一緒にのみに行って又いじめられる弟子とか色々いました。先生の晩年まで二人の弟子はついて行き遺品も譲り受けるんでした。その点でも弟子視点で正解だし、ダ・ビンチの考えてることなんで書けるかコノヤローというところでしょうか。話それますが、それにしてもダ・ビンチの秘密ノート・・・ビンチさん死後しばらくはそっくりそのままあったらしいんですが、妙なやる気を出したやつに「整理」され、原稿がいくらか処分されてるらしいですね・・・・・。ここにもシンドラもどきが!!!!





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